一般的にヨーロッパ車は、樹脂むき出し、未塗装部分が多い。

こういった部分は、5、6年で白っぽくなり、いかにも中古車然とした雰囲気になる。

しかも、メンテナンスのやり方が難しい。
最近、プラスチックの黄変や樹脂の白色化を元に戻すケミカルが売られている。

昔は、アーマーオールやクレのシリコンを使用していたが、一雨で流れてしまうので、無駄な努力とやめてしまった。

数年前から、写真の黒樹脂復元を購入して、塗るとかなり長持ちするようになった。

Webを見ると、石油系は強力であるものの素材の影響が強く、ガラス系は素材影響と耐久性のバランスが良いとの事。

本品は、シリコン化合物なので、石油系、ガラス系よりも弱いものの、素材に優しいと思う。



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もっとも、プロは、艶消し黒塗装をしてしまう。しかし、塗装は一部が剥がれてしまうと、対応が厄介だ。

樹脂の塗装は、剥離剤を使うと、樹脂が溶けてしまうため、使えず剥がすのが困難となる。

そうするとヤスリを使う事になるが、シボがあるような部分は、やすりを使ってしまうと、シボが消えてしまう。

水抜き剤に浸せば塗装を剥がす事も出来るとの事だが、大きい部品を浸すことは、殆どの人は難しいだろう。

長く乗ろうと思っている車には、リカバリーも考えて対応する必要がある。

多くの商品が出ているが、色々試したわけでは無いので、どれが良いかはわからない。

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