日本の90年代の車がアメリカで人気との事。
当時は、日本が一番元気だった頃で新車が出るたびに新しい機能が追加され、形や内装も個性的だった。
日産スカイラインGTR フェアレディZ
トヨタ スープラ、レビン
三菱 ランエボ、GTO
一方、日本では13年以上経過した車には自動車税が重課されている。
エコカー減税の不足分を、古い車の増税で補うと言うもの。
魅力的な車がスクラップになっていったり、海外に流出して行く。
(明治期に、浮世絵、仏像等の美術品が流出した事を彷彿される)
日本のユーザーは、概して自動車の扱いが丁寧で、程度の良い中古車が多い。
古い車は、文化財になって行く道もあるはずだし、若者の車離れも、多様な選択肢が有れば歯止めにもなると考える。
ヨーロッパでは旧車は、減税の対象となっているぐらい、文化としての価値を認めている。
理屈ではなく、取りやすい所から税金を取るを身上にしている日本の税制にそんな未来の戦略を期待するのは、無理な事か。
〜理屈がない税制の例〜
・ガソリン税に消費税の二重課税
・デジタル契約書なら課税なしだ、紙の契約書には必要となる印紙税
(100年遅れていると言われたこの税制は、今では一周回ってデジタル化を推進する最先端税制かも知れないが)
・何故かスポーツに税金が掛かるゴルフ場利用税
(しかも消費税との重課)