郵便局の不在連絡票が入っていた。宅配BOXがあるのに、と思ったら「レターパック」にチェックが入っている。

 レターパックライトと即断して、それならポストに入ると郵便局に電話した。そしたらレターパックプラスだった。これは受取の署名が必要なので持ち帰られても、そう思いかけたところ、プラスだと宅配BOXに入れることができるということを聞いた。

 担当課の説明だと、電話を掛けたが出られなかったので、どのようにすればよいかわからないため持ち帰ったとのこと。

 ここで、未登録の電話はそれだったか、とわかったが、折り返し既に二度掛けて、その折り返しがない。「電話は掛けましたよ」と言いたいだけの電話だったかとむかっときた。

 そのように伝え、あなたがすぐ持ってきてください、と言うと、わかりましたということだったので、玄関は鍵を掛けているので携帯を鳴らしてください、と伝えて待った。

 二十分くらい経った頃、玄関でがさがさしている。人影があったので玄関を開けると、郵便局員の制服をきた男性が宅配BOXを触っていた。(携帯に掛けてくださいを無視したな、とまたむかっとしたが、それを言うのは忘れて)「他の宅配の人は、配達物をBOXに入れると、鍵をポストに入れておかれます。」と問い詰めると、「書いてあるとおりにするよう指導しています。鍵をポストにと書かれてないので」と正当性を主張しようとする。

 「以前はその文言を書いていましたが、貼り紙が色あせたので貼り替えたときに省略しました。他の宅配の方は引き続き鍵をポストに入れておられます。そもそも電話を掛けて折り返しを受けないのはどういうことですか。そのような指導をしているのですか」と聞くと、そのような指導はしていない、と言う。

 その場で担当の配達員に電話を掛けさせてもらって、「あなたは一度掛けて、折り返しの電話に掛け直そうともしなかった。今○○さんに聞いたらそのような指導はしていない、と言われる。どういうことですか」と言うと、「自分の怠慢で。申し訳ありません」ということだった。

 ストレスの原因は折り返し電話をして、それを無視されたことによる。これを緩く受け止めることはなかなか困難だ。(了)