今の世の中いっぱい間違えて、責任問題となって、仕事を辞める人も多いんだろうなと思う。しかし、他の足をひっぱらないようにとの一念で体調不良をそのままにしておいた知り合いが亡くなって10年以上、また同僚だった人が亡くなって半年経った。つくづく命がけで仕事をするのは避けなければという思いが強くなった。
だから失敗してそれを気に病んで、他のことが手につかないようにするループから抜け出さねば将来はない。いかに仕事を軽く考えるか、ということだ。
もちろん人にプレッシャーを与えることも良くない。自分のストレスを相手に押しつける行為だからだ。
とすると、失敗や間違いをした後、その事をどうやってひきずらないようにするかが、社会人として生き延びていく重要な技術だ。
立場を利用してそのプレッシャーから逃れる人たちもいるが、そういうポジションにはいない。
仕事がら「再保険」を掛けるのがいいのかと考え、昨日からそういう行動をしている。つまり、相談すると気持ちが軽くなる、ということである。
もちろんこれはプレッシャーの実態が変わっているのではないから、前面に立った時の圧力の一発目は感じなければならない。
失敗しなければいいのだが、そういうことでもない。人間なので、日々間違いの芽は生まれては消えている。消えないで残った場合、発見が遅れるとややこしいことになる。
ただそれは、「人類最初の失敗例」ということもないだろうから、解決策は必ずあるはずだ。そんな風にとらえると、寝ることができる。
前の勤め先ならば、決して安眠はできなかった。どころかやめさせる一つの材料にされていたかもしれない。そういう会社もある。
さて最近は段取りが良くなっていると自覚する。なので、明日連絡が始まったあと、お白洲に引き出されたときにきちんと説明することが必要。その準備を連絡が始まる前にまとめておくか。最終的な着地は読めないが、結局不利益が残るようになったことを考え、そのときの態度を決めておくか、そういうのが事前準備だろう。
この場合も7時間睡眠が役に立っているし、勤め先が変わっていて、精神的負担が20分の1程度だ。ありがたい。(了)