膝のお皿(膝蓋骨)を動かすことを昨晩からやっている。

 理学療法士のお客様から、お皿を動かしてから大腿四頭筋を動かすと良い、という話を聞いていて、昨日がめちゃくちゃ脚が痛かったから、夜中にそれを思い出して、我流で動かしてそれから脚を前に上げてみたところ、少しだけ痛みが遠ざかったようだったので、これが長い迷路の出口かと考えた。

 今日はネットを探して、膝蓋骨を動かす動画を見つけたのでそれを参考にやっている。

 見たら昨晩の我流は動かしたうちに入らないことがわかった。やり方は、お皿の下に指を入れる感じで反対側に押す。十秒から二十秒くらい。それを上下左右にやる。

 確かに痛い右膝のお皿は固着した感じがするのに対して、痛みがさほどではない左膝のお皿は比較すると動きがいい。

 (二軒目に行った整形外科が、「失われた機能を取り戻す」と言ってたのは、ひょっとしたらこのこと=お皿の動きかと思い当たった。それにしても整形外科は説明をちゃんとしてくれないもんだ。)

 お皿がこう固くなった原因は、姿勢悪く歩き、走って、その後の筋肉のストレッチ不足、と重なったからだろうと思う。

 とにかく膝が痛くて歩きたくないのに、三日前福岡の街中を合計一時間くらい歩いて、もうたいへんだった。都会は駐車場に停めてからが遠い。熊本の日常でも、歩く距離を考えてしまって、なにごとも億劫になっている。改善は最優先の課題である。

 ところで、上記の理学療法士の方の二つ目のアドバイスは、大腿四頭筋を鍛える目的で、自転車に乗るのは良いです、走る筋肉をつけてから走りましょう、というもの。

 昨日までの膝の極端な痛みは、そのアドバイス通りにしたことによると思えるが、お皿を動かして準備をした今、やっぱり乗って帰宅してみよう。いつもの坂道は、エクササイズにはちょうどいいから。それからの脚のダメージを見て、自転車の頻度を決めよう。

 (自転車の大敵は、日差しの強さ。外気と五度くらい違う部屋にいるから、夕暮れを待ってからでないと、一発で熱中症になる。)

 いろいろトラブルは多いけど。早く走れる脚に戻したい。(了)