右膝の痛みが歩いたらひどくなり、寝ていてもうずくのが、どうやら改善の見込みがでてきた。
昨日の朝ふと思いついて、試しにかかとを浮かせて歩いてみた。見た目あひるのような歩き方になるが、なんとなく膝が楽な気がしたので、一日中続けてみた。立っているときもかかとを浮かせてみた。
すると夕方になったら、膝の痛みと、その炎症からくる向こうずねのむくみが前日の七掛けくらいになっている。夜になったらもっとはっきりと、痛みがとれていっている兆候がある。右膝内側を触ったときの痛みもかなり軽い。
もちろんまだ走れるとかそういう段階じゃないが、地面からの衝撃による膝の負担を、足首も受け持ってくれて、それで良くなっているような気がする。なのでかなりうれしい。
四十年来の友人に電話を掛けてその話をしたら、そういえば坂田はかかとでどすどす歩いていたな、と言われて気づいた。歩き方の問題だった。これを直せばいい。
それにしても二件行った整形外科ではそういう見立ては一切せず、痛みを湿布と電気治療、理学療法士によるリハビリを勧められるばかり。思えば全部対症療法であって、原因究明ではなかった。西洋医学の場合そうなるのだろうけれど。
体を治すのは、結局自分自身ということだ。
先の友人からはもう一つアドバイス。かかとを浮かすことで、他のどこかに負担がくるかも。確かにそう。慎重にいこう。
アナログレコードのパチパチを取り除く。これもなかなか奥が深い。
パチパチの原因は、溝にたまったごみである。レコードをプレスした時のごみもあれば、聴いたときに発生した静電気で吸着したもの、そしてかびがある。これらは歯ブラシで作ったブラシで取り除ける。
そうではあるが、なかなか完全にはいかず、残っていると気になる。
今試しているのは、精製水を盤面に行き渡らせ、しばらくおいてから(水がごみを溶解するのを待って)、ブラシを掛ける方法。
いろいろ試す理由は、パチパチを取り除いてクリアーになったレコードの音は、突き抜けた・みずみずしさがあるから。
スプレーを多用していたレコードは、それが固着していて、取り除くのは無理。(了)