ちょっと凹むことがあったが、締め切り明日の報告書を無事本日提出。やれた要因は、昨日おとといとノー仕事モードで完全リラックスしたからだろうと想像する。

 休みはとっても重要なのである。

 そして休みをとるこつは、仕事を速くするということ。

 だらだらと患者としゃべりまくる内科医を知っているが、待合室に人はいない。そんな医者を複数しっている。患者は医者としゃべるのが目的ではない。病気を治しに来ている。

 今回の休みは法事。義弟の三回忌。休みと言うか、仕事をしない時間。たまにしか行けない、遠方にある妻の実家。遠いんだけど、こういう場合は、移動時間も楽しい。

 妻の実家は義父、義母、義兄、義兄の奥さんが登場人物。妻と付き合い始めた頃は、かなり緊張してたいした話はできなかった。辞去するとほっとしていた。でも今は、なんにも緊張しないでゆるゆると時間が流れるに任せていられる。こんな風に自然にいられるなんて、どうしてこんななったんだろうか。

 大半の会話は、義兄と。妻の兄。一般的な定年の年齢より早く退職して、今はフリー。でも何もやっていないと口で言っている割りには、いろいろと手伝い仕事みたいなのをやっている。世間の風評など気にする気配もない。だから話していて楽しい。現役ばりばりだった頃は、なにか話しかけづらかった。今は敷居が見当たらない。

 そういった訳で、三回忌の次は七回忌とわかっているけど、来年も再来年もなにか理由を作って来たいなあ、と思った。義兄は義父を連れて鹿児島へ行きたい、熊本にも寄りたい、と言っていたが、うちに来てもらうとちょっと緊張する。

 土産に甘い物を山のようにもらった。以前なら、溜まったストレスを甘い物で解消とばかり、延々と食べ続けていただろう。でも、今はそんなに溜め込んでいないから、昼食後に二つ食っただけだ。

 周りの人のストレスを俯瞰すると、原因は「ねばならない」に縛られている人たちのようだ。そしてその根本にあるのは、どうやら性悪説と性善説の衝突だと思われる。

 そんなことどうだってやっていける。そう思えるのが休みの効果。今回はいい休暇でした。(了)