こんにちは!
無事に夏休みに入り、溜まっていたドラマを見つつも、忙しい毎日を過ごしています
以前の記事で、
「獣医学部はテストが大変…」
「暗記量がハンパない…」
と何度も書いてきましたが、
具体的に、何がどのくらい大変なのか分かりにくいと思うので、実際のテスト範囲をご紹介したいと思います
例えば、病理学
病理学では、病気になるメカニズムや、病気の時に体の中で何が起こっているのかを学びます
教科書一冊は、このくらいの厚さ
(約1.5cm)
試験範囲は、教科書丸々一冊です
獣医学部の教科書の中ではかなり薄い方ですが、1ページ当たりの情報量が多く、覚えることがたくさんあります
もちろん、試験に出やすい所は決まっているので、山を張ればなんとかなるのですが、
レジュメにも載っていないような、細か〜い所から出されることもあるので、高得点を取りたい場合は、教科書も読み込む必要があります
私はあまり読みませんでしたが…笑
また、これは「病理学総論」といって、薄く広く病理学のことが書かれていますが、
「病理学各論」という、より詳しく書いてある教科書もあり、こっちはさらに分厚いです
お値段もなかなかご立派…
獣医学部の教科書は、1冊1万円以上するものがほとんどです
授業料や生活費だけでも、かなりお金が掛かるのに、新学期は教科書を何冊も買わなければいけません
私はケチなので、出来るだけ中古を買ったり先輩に譲ってもらったりして、節約しています
ただ、中古は古い版だと情報が更新されていないので、注意が必要です
ちなみに、もっと分厚い教科書はこんな感じ
(約4cm!!!)
枕にもなるし、勉強中に体を動かしたくなった時には、ダンベル代わりにもなりそうです
教科書は重いので、学校に持って行くことはほとんどなく、授業はiPadで受けて、家で復習する時に使っています
高校の時は、毎日重いリュックで大変でしたが、大学はiPadがあれば完結するので、荷物はだいぶ少ないです
ちなみに、試験範囲はこの教科書が全てではありません
これはあくまでも1科目分で、今回のテストは全部で15科目ほどありました
しっかり勉強する科目、山を張る科目、過去問だけやる科目を分けないと、全てに合格することはできません
まあ、鬼のようなテスト範囲も、3年生にもなると、慣れてくるものです
人間ってすごい…
国試まで、この知識が抜けないことを祈ります
では今日はこの辺で