現在の私たちの家は村の持ち物。
村の工事や診療しに来たお医者さんたちに
数日住んでもらうための家だったみたい。

そこを特別に私たち家族が1年借りること
になった。

ここは車がないと、生活できない。
車には駐車場が必要。
車はモーリー先生が貸してくれている。


雪深くなる村ではしっかりした駐車場も
必要になる。
だから家の隣に駐車場を
建て始めた。
たぶん我が家のための増設な気がして、
申し訳ない。


だから今は家の庭に置いている。
そして、工事の邪魔になるといけないから
毎日車で登校。
すぐ近くなのに…。

そして、夕方家に戻ると、

玄関に板が貼り付けられている!
コンクリートで、道を作ってくれたので、
工事の人が「ここから入るないで」と
言っているみたい。
もちろん、ぼくたちに連絡はない…

玄関はここしかなく、裏口の鍵は、
預かっていない!

困り果て、役場に行き説明すると、
「どこかの窓から入れば?」と、
なぜか楽しそう。
いやいや、外に出たり、外から入れる
窓なんて、ないんですけどぉぉ。
しかも裏口の鍵はないのだそうだ…
家あるのに、入れないなんて…

最終的に、近所のお父さんが、
来てくれて、板を外してくれた!

無事にコンクリートを踏まず、
家に入れて一安心。

日本なら連絡も無しに、
玄関を封鎖することは、たぶんない。

なんだか、みんな余裕があって、
慌てない。
のどかな村の小さなトラブル。
今日も平和な1日だった。



「仕上げ」
今日、Mrフォガソンといっしょに、
ドックブランケットをした。
ミシンをまた使った。
そして、仕上げみたいなことをした。
今日は時間がなかったなら、
そんなに長くやれなかった。
今度こそ仕上げたい。