今日は小学生を担当。
英語のプリント練習に、
なかなか集中できないkidsたち。
ぼくは声をかけたり、
スペルを直す手伝いをする。
けど、どうもおふざけモード。
するとMrs.モーリーが、
「今日は早く終わった子には、
◯◯をあげるわよ!」
と言った。
すると、
「イェーイ!」とkidsたち。
ぼくは◯◯の意味がわからなかったが
突然kidsたちは、かりかりと
鉛筆を走らせプリントが踊り出す。
いち早くプリントを終えた
ELISは一目散にMrs.モーリーの
元へ行き、チェック「レ」を
してもらう。
(こちらの先生は、赤ペンは
使わず、鉛筆で合っていたら
レを付ける)
全問正解のELISは、
先生から何かをもらい、
トイレに向かう…
気になったので、ELISの後を追うと
トイレの扉は開けたまま、水の音が…
患部を冷やしているのか?
すると、
「何秒?」
「30秒はやるのよ!」
と先生とトイレ越しに会話するELIS…
ELISはトイレから出て、
手で患部を押さえながら、
30秒を声に出して数えている。
すると…
ん?
これは?
フェイクのタトゥー??
しかも、ドラゴン!
ほかの子も次々と30秒数えて剥がす。
またドラゴンやん!
貼る場所は、kidsそれぞれ(^^)
肩にドラゴン!
そういえば、
アボリジニーの大人はタトゥーを
入れている人が多い。
中高生の教室でも、
フェイクタトゥーを入れている女子を
よく目にしていた。
湿布でなく、身体に貼るタトゥーシール
だったのねー。
kidsたちは、お互いに
「おークール!」
と言い合っていて、めっちゃ笑顔!
ご満悦で、またプリント学習をする。
このタトゥーシールひとつで、
kidsたちが、
こんなにテンションが上げて、
学習に取り組むなんて!
子どものモチベーションを、
上手にアップさせる。
それも先生のスキルの1つかもしれない。
ただ、
本当のタトゥーを入れてしまうと…
「日本の温泉やプールに入れなくなるから
やめた方がいいよ〜。」
「お母さんからもらった、
大切な肌に模様を入れると一生消えないから、やめた方がいいよ〜。」
と、
思ってしまう自分がいて、
なんだか、少し引きつった、
複雑な笑顔をしていた気がする。
タトゥーの柄が、
ドラゴンではなく、
虹やお花なら「かわいい」で
終われたのだろうか?
と、自己内対話。
どちらにせよ、
Mrs.モーリーが自腹で買ってきた
グッズやプレゼントが日々あり、
kidsたちを喜ばせようとする工夫は
お見事だ。