先週、一度だけ、低学年の子たちが
校庭に遊びに出ない日があった。
外は小春日和。気温も上昇中。
いつもはチャイムと同時、
もしくはチャイム前に、
外で遊ぶkidsたちなのに…
変だなと思い、覗いてみると、
なにやらミセスモーリー先生が、
ご立腹のようだ。
話を聞いてみると、
マイヤの楽しみにしていた
おやつを誰かが食べてしまった
という。
マイヤはおやつが大好きな女の子。
当然悲しんでいる。
聞けば、おやつはポッキーだという。
という変な驚きは置いといて、
この顛末をどうつけるのかが気になる。
ミセスモーリーは、
「このトラブルがあった以上、
休み時間にするわけにはいかない。
食べた人は正直に名乗り出なさい。
そうでないと、
休み時間もないし、おやつを禁止
にするわよ」
とのこと。
すると、
やんちゃな6歳児Adamくんが、
気まずそうに、正直に名乗り出る。
すると、ミセスモーリー先生は、
「正直に言えたから休み時間よ」
と一言。
全員何事もなかったかのように、
元気に校庭へ出て行った。
なんと、
ポッキーがなくなったマイヤと、
ポッキーを全部食べたAdamもだ!
どういうこと?
これが、
「罪を憎んで人を憎まず」
ということなのか?
その後、
休み時間が終わってから
Adamが違う部屋に連れて行かれた。
たぶん、
ゆっくり話をしたのだろう…。
いずれにせよ、
正直さを大切にしていることは、
他の場面でもすごく伝わってくる。
aboriginal educationなのか、
先生たちの信念なのかは、
聴くことはできなかったので、
わからずじまいだ。
しかしAdamくん…
キミは、
気付かれない程度に食べるとか…
友達も誘って食べるとか…
そういう器量の小さいことをしない
男であることはよくわかった。
TJは、この一週間キミを見てて、
いつも、おもろーをありがとう!
と思っているよ。
それを英語で伝えられないのが
もどかしい。
「ロック」
昨日、ドライブに行きました。
帰ってきて、いつも通りに車をロックしたら、すべてのカギをかけてしまいました。
1日経って、いろいろ試したけど、全然カギが開きませんでした。
車を借してくれたモーリー先生の家へ行って、開け方を聞いてみたら「今からキミたちの家に行くから待っていて。」と言われました。
そしてモーリー先生を待っていました。
先生が巨大なカッターみたいなノコギリで、切ってくれました。
ロックが切れて、車が乗れるようになりました。
車に乗れてよかったです。