昨日は、警察庁へ行き、
犯罪証明書なるものも取得した。
カナダの小学生と関わる仕事なので
日本の犯罪歴があるかないかを
証明しなければならないからだ。
正式には、
犯罪経歴証明書と言うそうだ。
別名、無犯罪証明書
警察証明書やねんて。
犯罪証明書?
若いころに、警察にお世話になった
ことはあったが、
その頃は、未成年なので、
犯罪歴にはならない・・・
と信じて、ドキドキしながら
有楽町線の桜田門へ。
警察庁に初めて入る。
当然、警官が何人もいる。
何にもしていないのに、
不安になる。
入庁書類に名前を書くと、
待合室に案内される。
ここでもらえるのかな?
と思っていたら、
いかつい警察官が、
IDカードを人数分持って、
説明してくれた。
警察庁はセキュリティが厳しい。
当然か・・・
IDカードを首に付け、
駅の改札のようなものに、
ピッとする。
警官がいる扉には、
警察手帳を出して、
顔パス的に通る人も・・・
「ドラマで見たやつやーん」
と浮かれる。
いかつい案内人に
厳重に案内され、
初入庁。
歩くコースは、最短。
ピーポくんが微笑んでくれる。
癒されながら、
面接部屋に通され、
書類が必要な理由を伝える。
パスポートや免許証を
コピーされるだけでなく、
「こちらにお座りください。」
とコンピューターの前に座らされる。
両手をコンピューターの前に置き、
指紋をとられる。
警察庁の係のおじさんの手が
ぼくの指を1本1本押し付ける。
おおーなるほどー
とモニターに自分の指紋が写り、
ピコン
という音がなればOK。
1本ではなく、10本全部!!!!
これを繰り返す。
なんだか大変なことになったなと
思いつつ、
証明書は、無事に発行してくれる
ことになった。
14日後に、またここ、警察庁に
来るように言われ、引換券をもらう。
「あのーお金は?」
と聞くと、
「無料ですよ。」
と笑顔で係のおじさんが答えてくれた。
いろいろな証明書が高額な中、
英文なのに無料だなんて!!!
なぜかとっても喜びながら、
また厳重にガードされて、
玄関までお見送り。
IDカードを回収してもらい
おじさんが、
「お疲れ様でした。」
と言ってくれた。
深々と礼をする。
なんだか、
不安にしたり、
初体験したり、
優しかったり、
安かったり、
喜んだり、
テーマパークのような感じ。
ありがとうございました!
と敬礼ポーズをして、
ボケればよかった・・・
と、電車の中で反省。
ということで、
ぼくは、無犯罪だ!