いよいよ来週の火曜日にカナダへ

出発する。

どんな物を持っていくかを考える

のが、我が家のキーワード。

 

妻の一番の悩みは、

「炊飯器を日本から持っていくかどうか」だ。

ぼくはいらないと思うのだが、

「いらないんじゃない」と言うと、

「じゃあ、どうすんの?」と

言われるので、言わない。

 

国際線の飛行機は、

1人23キロしか持ち込めない。

 

妻は、

「このお釜、重いのよね。

炊飯器だけで5キロはありそう。

そうすると、荷物が18キロしか

入らないわ。

バンクーバーで買う?

けど、 バンクーバーから

トロントに引っ越すときに、

邪魔になるなしら。

どうしよう。」

 

さすが、食を司る母。

 

息子は、こういう時は、

だまっている。

 

スーツケースに、

5合炊きの炊飯器が入る姿を

イメージする。

スーツケースを

パカッ

と開けた時、

炊飯器のフタも

パカッ

と開くかもしれない。

 

なんだかマトリョーシカしか

見たいで笑える。

 

妄想の末に

炊飯器がスーツケースに

入っていた方が、

おもしろい気がしてきた。

 

やっぱり、持って行こう!