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つんこのブログ(肺がん&脳転移 闘病日記)

脳出血のため左半身麻痺、重度障害者の妻。2014年10月、小細胞肺がんが脳転移した状態で見つかりました。
2017年2月に亡くなるまでの2年余り、山あり谷ありの日々。悲しいことだけではなく、楽しいこともいっぱい!
私が記録したメモや記憶をブログに綴っていきます。

4月の終わり頃から発熱や足のむくみ、尿量の減少などの症状が出ていた。

この4ヶ月間に合計6回の抗がん剤治療を受け、カルボプラチンやエトポシド、そしてアムルビシンが体内に蓄積されてきたからなのか。

GW中も日替わりで体調が変化した。

発熱→解熱→尿が出ない→すこぶる元気→食欲旺盛→発熱→傾眠…

GW後半には長男と彼女(フィアンセ)が妻の見舞いに来て、そのまま1泊していった。

その時の妻は元気で、自分の得意料理を作った。本当にうれしそうだった。

連休明け、妻の体調は小康状態だったので、僕は仕事に出かけ、長女も大学に行った。

そして5月11日、7回目の入院を迎えた。

今回の病室は430号室。初めての部屋だ。

いつもの438号室が空いてなかったからだが、間取りの向きが反対であるため、体に障害のある妻には慣れるまでが大変。

左上下肢が麻痺しているため、右腕で体をささえて病室内を移動しなければならないからだ。

トイレの手すりも、部屋によって左右の位置が異なる。

健常者には何でもないことが、障害者にとっては大事なことなのだ。

入院初日は色んな検査を受け、後は二人でゆっくり過ごして夜を迎えた。

明日からは7回目の抗がん剤だ。体がしんどくならないように祈るばかりだ。