買い物と外食そして病院へ 20150328 | つんこのブログ(肺がん&脳転移 闘病日記)

つんこのブログ(肺がん&脳転移 闘病日記)

脳出血のため左半身麻痺、重度障害者の妻。2014年10月、小細胞肺がんが脳転移した状態で見つかりました。
2017年2月に亡くなるまでの2年余り、山あり谷ありの日々。悲しいことだけではなく、楽しいこともいっぱい!
私が記録したメモや記憶をブログに綴っていきます。

ショートのウィッグを作った翌日、午後から、妻と娘の3人で明石のアスピアへ行った。

春休み中の日曜日で人が多い。

みんな幸せそうに見えて仕方がない。

なんで僕の妻は、がんに侵されなあかんねん。

と、僕はつい、そんな風に思ってしまう。

妻と娘は、自分たちの服や好きな雑貨を、楽しそうに見ている。

僕はその間、二人を近くから見たり、少し離れたところから見たりしている。

買うものが決まったら、娘は僕を呼びに来て一緒にレジに行く。

そんなことを2~3回繰り返した。

少し疲れたので、モンブランでケーキを食べて休憩。

その後も買い物の続き。

アスピアを出て、焼肉の店、七輪で早めの夕食。

妻は肉や海老、ビールも飲んで満足の様子。

6時半に娘を自宅に送り、妻と僕は病院への帰路につく。

日曜日の夜は、よく阪神高速が渋滞する。

今夜も須磨から渋滞。

病院へは、8時までに戻ることになっている。

ギリギリセーフで間に合った。

妻は外泊から病院に戻るとき、病院の入口にある、病院名の書いたブルーの看板を見ると、決まって「あーあ」と言う。

楽しかった外泊から病院に戻る時が、一番いやなのだろう。

でも僕はそうでもないのだ。

なぜなら、また病室で妻と一緒に過ごせるからだ。

ナースステーションで、「ただいま」と声をかける。看護師さんたちが一斉に振り向いて、「お帰りなさい。楽しかった?」

なんかいつも、この時は照れてしまう。

病室ではいつものようにシャワーに入り、テレビを見て、ゆっくり過ごす。

先に寝た妻の寝顔を見ながら、いつまで、この、ささやかな幸せが続くのか。

今日もそんなことばかり、考えてしまう僕であった。