●日高義樹著の最新刊『米朝密約 なぜいま憲法改正、核装備か』 2017/12/8発刊

平和ボケに陥った日本人への痛烈なアラート!


武力衝突以上に深刻な局面も… 

米国の影響力後退は同盟国・日本に最大の衝撃となる。日本の安全保障どころではない米国の指導者らは、日本を平和主義から叩(たた)き起こし自ら力を持つしかないことに気づかせようと躍起だ。それが安倍晋三政権の狙う憲法改正であり、核装備だと氏は分析する。

 「密約」の全容は一読に譲るが、武力衝突以上の深刻な局面の発生を本書は予見する。平和ボケに陥った日本人への痛烈なアラートの書だ。(徳間書店・1500円+税)<産経ニュース記事より