★大阪府、歴史街道★の後援が決定しました。
★現役学生、先着50名を楽問塾に無料ご招待!
★セミナー内容の詳細は、チラシをクリックしてください。


=DISCOVER COOL JAPAN PART8=
歴史に学ぶ楽問塾PART8


開講に当たって

現在、尖閣列島、竹島、北方領土などの問題をはじめとして近隣諸国との関係には緊迫したものがあります。そうした日本を取り巻く国際情勢の中、新しい時代への変革も求められています。かつて明治維新をへてサムライ精神をもって世界と伍した時代…。その後日本は太平洋戦争で敗れ戦後を迎えます。戦後、経済的な発展は遂げますが、外交や経済、安全保障など、現在も問題は山積です。そのような状況の中で私たちに必要なことは歴史の事実を知り、先人の知恵に学び未来に活かすことではないでしょうか。

今回の「歴史に学ぶ楽問塾シリーズPart8」では、戦前・戦後の昭和の大激動期を日本国の元首として波乱万丈な人生を歩まれた昭和天皇の生涯を辿り、実像に迫りながら、その過程で起きた昭和期の歴史の大事件を取り上げます。

昭和天皇の生き方を通して近現代史を掘り下げ、歴史の真実をあぶり出し、現代が抱える諸問題の理解と解決のために開催致します。

 要 項 】

 [歴史に学ぶ楽問塾PART8]
メーンタイトル教科書では学べなかった近現代史の真実part2
●テーマ●
知られざる昭和天皇の実像とその時代
 間
20149/27()20153/14() 計7回講座

●開 催●
毎月一回14:30
16:15


【スケジュール】

【セミナー詳細】

1)9月27日(土) 誕生から皇太子時代…大正天皇の隠退
後の昭和天皇の人格形成に多大に影響した誕生から皇太子時代の前半生と大正天皇の引退に伴い、その代理としての摂政の宮と呼ばれていた即位以前について探る。大正天皇は事実上の退位となったが、そこに主君「押込め」という伝統的慣行を見る者もいた。これは昭和天皇のそれ以後の伏線となる重要な前提となっており、そこにスポットをあて考える。

2)10月18日(土) 満州事変と十月事件(南京事件なども含む)
満州事変と日中戦争が、いかに始まったかという経緯、そして陸軍の中堅幹部に計画されたクーデターである十月事件の意味について考える。彼らは一連の行動の中で昭和天皇を軟禁しようと考えていた。2.26事件との対比の中で十月事件、そして満州事変を探る。

3)11月29日(土) 二・二六事件と昭和天皇(秩父宮問題)
二・二六事件の起こった経緯と及ぼした政治的影響、そして昭和天皇のスタンスはどうだったのか。事件を首謀した将校たちは何をどのように考え、どう行動を起こしたのか。背後に秩父宮の存在が噂されており、昭和天皇との相剋の問題を考える。

4)12月6日(土) 三国同盟(日・独・伊)と昭和ファシズム
日中戦争がどのようにして太平洋戦争に発展していったのか、そのプロセスを歴史的事実に基づき追う。そして日・独・伊の三国同盟が重要なテーマとなるが、第一次、第二次の二度にわたる三国同盟締結の経緯を探る。特に、軍部・政党の動向と国際情勢、そして昭和天皇の言動について考える。


5)2015年1月17日(土) 太平洋戦争(世界に風穴をあけた植民地解放戦争)
「なぜ日本は、無謀な戦争に突入したのか」と言われる言説を分析する。太平洋戦争がなぜおこったのか、その背景と理由を日米交渉のプロセスや御前会議における昭和天皇の言動など、知られざる当時の状況を探り、アジアの植民地を解放したといわれるその真偽を検証する。 

6)2月14日(土) 終戦のエンペラー・太平洋戦争の終戦工作
太平洋戦争の終結プランは、そもそも存在していたのか?!昭和天皇はこの戦争の終結、そして終戦の講和方針を抱いていたのか。実際の終戦工作はどのように実行されたか。なぜ、原爆が投下されたか…「原爆は戦争を終わらせるためにやむを得なかった」という言説についても考える。

7)3月14日(土) 戦後の昭和天皇…終戦から高度経済成長へ
いわゆる戦争責任論が吹き荒れる中、退位論も浮上する状況下で昭和天皇は、どのような進退をしたのか。有名なマッカーサーとの会見の真相、そして皇室典範が制定された昭和憲法と天皇との関わりについても考える。戦後から復興、そして高度経済成長への過程で昭和天皇が果たした役割を分析する。
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●講  師:
国際日本文化研究センター教授 笠谷和比古氏
プロフィール:かさやかずひこ 1949年生まれ。京都大学文学部卒業、同大学院博士課程終了。国立資料館助手、国際日本文化研究センター助教授を経て現職。歴史学(日本近世史、武家社会論)を専門とし、この間、ベルリン大学、北京外国語学院、パリ大学などの客員教授を歴任。’88年『主君「押込」の構造』でサントリー学芸賞を受賞。史学研究会評議員、比較法史学会理事など兼務。従来の江戸史観を打破する新たな歴史観を提唱し、武士道精神等をテーマに国内外でも講演。著書に『武士道と現代―江戸に学ぶ日本再生のヒント』『武士道と日本型能力主義』など他多数。


●定  員:150名(※若者応援企画:うち50名を先着順で現役学生をご招待)
●会  場:楽問塾セミナールーム:〒542-0062大阪市中央区上本町西1丁目1番地
●費  用:
①9000円(楽問塾7回講座セット料金)/一般個別聴講は前売り1500円(1800円)
②学生先着50名を楽問塾に無料ご招待!

●主  催:NPO法人国際生涯学習文化センター
●後  援:大阪府/歴史街道推進協議会
■お申込み/お問合せ■
NPO法人国際生涯学習文化センター 楽問塾係
〒542-0012大阪市中央区谷町9-3-11-309 
TEL06-6764-1282 FAX06-6761-5834
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