野分のまたの日こそいみじうあはれにをかしけれ。
「枕草子」の中でも強く印象に残っている段。
野分のまたの日=台風の翌日に必ず思い出すお話です。
清少納言さんは台風一過の朝の風景を、痛々しく感じたり苦しく感じたりしながらも、寝不足でボーッとしているお姫様の黒髪が風でふくらむのを見て「いい感じ!素晴らしい!」と。
でも実際には…そんな趣きや情緒を感じている暇はなく、今日は朝から片付けに追われましたよね

台風が浜松に上陸したのは20年ぶりだとか。
私自身、台風への危機意識が低すぎました

前日に友人と「浜松はいつもコースからそれるから大丈夫だよね」「浜松の手前で海流が変わるから上陸しないんだって」なんて、話してたぐらい

まさか、2階ベランダが10センチ以上の水位になるなんて!
まさか、9時間も停電、断水するなんて!
携帯電話、ラジオ(電池式)、電池交換タイプの携帯電話充電器、懐中電灯、キャンドル&マッチ、飲み水…備えてあってよかったと実感したものです。
携帯からTwitterやFacebookが利用できたのもよかった♪
周りの状況がわかるし、寂しくなかったし

それに、TVが見られない私のために、昨夜の五輪アジア最終予選
を「山ちゃんカメラ」(笑)でみんながメールやツイートで実況してくれたのもうれしかったなあ
しかも、山ちゃんのゴール!!!ですから

携帯画面の文字を見ながら泣けちゃった…。
そして今回の台風での経験は、あらためて大震災と被災地に想いを馳せる機会になったと思います。
「被災地の皆さんのことを思えばこれぐらいの不便は…」という声もたくさんありました。
本当にいろいろなことを考えた野分のまたの日、です。
