​運命のひと

山本甲士


タイトルだと、ロマンチックな恋愛物語かと思いそうですが、、

高倉健出演の任侠映画のファンになった少年と、出会った人達との運命の物語です。


任侠映画見たさに実家の酒屋での立ち飲みコーナーでバイトを始めたり、手作りでドスの模型を作って喜んでいる少年の姿が微笑ましいニコニコ


映画館と立ち飲みコーナーで出会った、指のないおっちゃん。

心臓が悪く、治療のため近くの病院に入院してきた従姉妹の弥生ちゃん。


2人との出会い、そして高倉健の影響は少年の人生に大きな物を作って行きます。


読み終えた時には温かい気持ちになった本でした。