なんと!今年に入ってから初の投稿です。
サボるにもほどがあるでしょう(´Д` )
が、その間、多くの皆さまに有益な情報をお伝えするべく、日夜研究を重ねておりました。
その結果!!!
人が様々な願望を叶えて幸せになっていくために重要なことは、やはり、バーストラウマとインナーチャイルドを癒すことだよね、という結論に改めて至りました。
もちろんこれまで私自身も胎児や幼児、子供の頃に受けた心の傷から生じた思考パターンの解放には取り組んできたのですが、今回、あらためて取り組んでみると、まだまだ沢山の思い込みが残っていましたね~。
そして、今に始まったことでもありませんが、最近も、占いのクライアントさん、ヒーリングのクライアントさん共に、起こる出来事を引き寄せた原因がインナーチャイルドにあるケースが多くみられます。
そこで、今日は、クライアントさんの了解を得て、インナーチャイルドの思い込みの一つのケースをご紹介します。
磨奈(以下、M):「今日は何か気になっていることなどありますか?」
クライアントさん(以下、C):「彼と別れたいと思っているけど、別れたいと言えません。」
M:「何故、言えないのですか?」
C:「彼のお母さんやお父さんが良い人で、私を好いてくれて、求めてくれて・・私も好きなんです。」
M:「彼のお母さんやお父さんに申し訳ないような気持ちになってしまうんですね。」
C:「そうなんです。この間も、彼が実家に帰っているときに、彼のお母さんが私に電話をくれて・・嬉しかったんです。」
クライアントさんは、自分のことを好いて(愛して)くれる、彼のお母さんとも別れることになってしまうことに、悲しみと辛さを極端に感じていらっしゃるようでした。
このことから、胎児~幼少期に、自分の母親からの愛情を十分に感じられていないことがわかります。要するに、愛してくれる母をいまだに求めているんですね。
そこで、この方がお母さんのお腹に中にいた胎児の頃をリーディンングしてみます。
すると、お母さんは、3つ上のお兄ちゃんの面倒をみたり、お父さんのお世話、主婦業や自分の活動で忙しそうです。(胎児がその様子をお腹の中から見ているような感じです)
自分に関心を向けてもらえないことに強い孤独感、とてつもない寂しさを感じ、更にはある種の責任感(?のようなもの)を感じているようでした。
(お母さんとしては、胎児は自分の体の一部なのと、2人目ということもあって、安心してしまうのかもしれませんね。)
そして、その状況から「私は面倒を見てもらえないんだ、放っておかれるんだ、助けてもらえないんだ、だから、強くならなくちゃ。お母さんは忙しいんだから、いい子にならなくちゃ。私が助けてあげなくちゃ。」というような念いが生じたことが感じられました。
また、胎児は、生まれてからのことを不安に感じたのか、生まれたくないとも思っていたようでした。
クライアントさんに聞くと、やはり(生まれたくなかったのか?)、予定日を10日ほど遅れてやっと生まれてきたそうです。
次に、私の脳裏に観えてきたのは、それほど大きくはない裏山のある場所でした。
M:「土があって・・木があって・・子供が遊ぶような・・裏山のような場所と聞いて思い出すものは何ですか?」
C:「幼稚園ぐらいの時に住んでいた団地の裏山です」
M:「そこにはどんな思い出がありますか?」
C:「なんか・・いつもそこで1人で遊んでいたような気がします。アリんこを捕まえたり・・」
M:「その時お母さんはどうされていたのですか?」
C:「ん~あまり覚えていませんが、家には居なかったような気がします。小学校の時も、学校から帰ってもいつも家には誰もいなくて、いつも1人で遊んでいました。」
M:「いわゆる鍵っ子だったのですね。」
私の脳裏では、寂しさを我慢している様子の可愛い女の子が感じられていましたが、ご本人が覚えていた感覚は、「1人で遊んでいる私はカッコいい」「1人で遊んでいる私は強い」といったイメージのようでした。
そして、その女の子がお母さんやお父さん、周囲の大人たちから、「◯◯ちゃんは、1人で◯◯してエライねー」と言われている様子が観えたので、そのことを伝えると、
C:「よく言われました。お母さんたちだけでなく、近所の人達からも『1人で何でもできてエライね~』っていつも言われていました。」
これらの状況は、彼女に何を思い込ませたのか?
・・それは、「私は1人で生きていかなければならない」でした。
お母さんは大変そうだし、忙しくて構ってくれないし、甘えられない。
生まれたくなかったけど、生まれてしまった以上生きていかなくちゃならない。
だから強くなろう、1人で何でもできるようになろう、早く大人になろう。
という感じでしょうか。
1人で生きていかなくちゃならない(土台となっている思い込み)から、1人でいるのって偉いんだ、1人で遊んでるのってカッコいいんだ(二次的に生じた思い込み)と思い込んで、寂しさを紛らわせていたのですね。
甘えたいのに、甘えられなかった。
子供のままではいられなかった。
実際にも、早熟で、小学校の高学年ですでに大人の集まるライブハウスなどに出入りするようなお子さんだったそうです。
「1人で生きていかなければならない」
この思い込みがあると、人を遠ざけますし、人と協力し合っていくことが難しくなります。
結婚して家族を作ることも難しくなってしまいますよね。
これからは、大いに人と甘えあって(助け合って、協力し合って)、幸せな人間関係を築いていきたいですね(^_-)-☆
わたしも~ ♪──O(≧∇≦)O──♪