9月13日はがんの経過観察のための定期検診でした。
この日の3日くらい前から
くしゃみがよく出るし
鼻づまりと気管支がざらざらした感じがあって、、
そう、この感覚、、
造影剤を入れた時に感じたのととても似ている…
「遅れてアレルギー反応が出る人もいます」
とも言われていたんだけど、
これがそうなのかな？
一応、主治医にお話ししたけど、
「結構時間経っとるけどな、、」と言ってた。
ん？
でも、
どーなんだろ？？？
ほかに何かアレルギー反応が起きるようなものを摂取してるのかなー？
心当たりがなくて、、、
娘のヘアオイルの匂いがめっちゃ苦手で、
最近はその匂いを嗅ぐと頭が痛くなる、
くしゃみが出る、
気持ち悪くなる、っていうのはあるけれど、
それかな？？？
うーーん
よくわからないなー？？？
ひとまず主治医に
造影剤で
アレルギー反応が出たということを話したら
「あ！もうあかんな！やめとこ！
造影剤アレルギーはこわい。死んでまう」
とな。
こわいってば、先生、、（笑）
こういうことを話すと
「その先生大丈夫なの？」
と感じる人もいるみたいだけど、、
わたしの主治医はね
ちゃんと話を聞いてくれる
とってもいい人です。
そこがとっても好きで
安心しているので
先生と話している時、
思いがけず泣いてしまうことがよくあります。
話してたら涙がポロポロでてくるの。
今回はおハゲの話をしていたら
泣けちゃったなぁ…
そんなわたしの話を
「そうだよなぁ〜
それはつらいよなぁ〜」と
ちゃんと心を込めて言ってくれる。
先生は時々
トンチンカンなことを言ったりもするけれど
まぁ、相手も人間だもの
そんな時もあるよね、、と思っています。
わたしが先生を信頼しているのには訳があって、
声に嘘がなくてとってもまっすぐだから。
声ってね
その人のその時の心の状態や
在り方のようなものがダイレクトに現れるので、
声から
「本当のことを言っているのかどうか」
「そこに愛があるのかどうか」
って
情報として感覚的に伝わってくるんですよね。
わたしの主治医は
そこが初めて会った時から
ずっと正直で誠実でした。
そういう声をしていました。
だから
本当に信頼しています。
ちょっと
「ナイチンゲールシンドローム」的なものもあるし、
ガッツリ「転移」もしている
という自覚もありますが（笑）
✨
そうそう
造影剤CTと血液検査の結果は
「異常なし」でした。
・・・ほっ
♡
そして次回からのCTは
造影剤を使わないことになりました。
こちらもホッとしました。
✨
消化器外科の診察の後は、皮膚科に。
緊急で入れてもらっているため
ずいぶん待ちました。
血液検査の結果はこちらも
「異常なし」
今後の治療をどうしていくか？について
脱毛に詳しい医師の診察を受けることになり、
再度わたしの状態を詳しく説明。
結果
ADTAFS
acute diffuse and total alopecia of the female scalp
という病名？を教えてもらい
「これの可能性が高いね」と言われました。
過度なストレスがかかったことで
一気に全ての髪の毛が抜け落ちる、という
女性に多く見られる症状だそうです。
もしも この症状の場合は
数ヶ月後に自然に髪の毛が生えてくるそうで、、
医師は
「これだといいんだけどね〜」
と言っていました。
そしてわたしの頭の状態を見て、
「あ、これ、そのうち全部いくね」
「全部抜けると思うよ」
とも言っていました。
「やっぱりそうですか？
わたしもなんかそんな気がしています」
と。
頭皮を拡大鏡のようなもので見て、
「あ、でも発毛もしてるね〜」と。
「そうなんですけど、その生えてきたばかりの短い髪の毛も抜けてるんですよね」
と伝えると、
今の毛根の炎症の状態が
どんな感じなのか調べるための
「生体検査」をしましょうと言われました。
ADTAFSは
もともと
アトピー性皮膚炎の人がかかりやすいらしいです。
わたしは小さい頃から
アトピー性皮膚炎。
アレルギーもいくつか持っています。
今回は造影剤のアレルギーだと発覚したし、、、
円形脱毛症も、自己免疫疾患と言われているし、
どちらにしても
自分で自分を攻撃しているってことだよなぁ〜と。。。
自己否定、、
心当たりありすぎる、、、
特に7月は
自己否定を味わいまくっていたからなぁ〜
ごめんね。わたし。
あ、話がそれてしまいました。
そう、それで
急遽、、
頭皮の一部をくり抜いて
調べることになりました。
部分的に麻酔を打つんだけど、
その麻酔がまず、
めっっつつつっっつっちゃ
いたぁぁあああいっっ
「これ痛い？」
って訊かれながら
麻酔を打たれるんだけど、
ずっと
「痛いです」
「痛いです」
って言っていました。
そうこうしているうちに
痛みを感じなくなってきて、
そこから頭皮の採取。
質問ありますか？って訊かれて
「傷はどのくらいのものになるんですか？」
と聞いたら、見せてもらったのが、
金属でできたストローみたいなやつ。
直径4㎜のストローみたいなやつを
頭に刺して皮膚をくり抜くみたい。
こわいよお…
「深さはどのくらいですか？」
って訊いたら
「4㎜くらいかなぁ〜」とのことでした。
縦に刺すのと、横にすくうような感じで
2ヶ所取られました。
その後の出血がまぁまぁのもので、
頭皮をつたって流れているのを感じるくらい。
途中、医師が手を離した隙に
頭を大量の血がつたっているのがわかり
え、やだ、、、放置しないで！
となって、
「先生？！血がつたってますけど！！」
ってちょっと大きな声で言ってしまった。。。
プチパニックよね
服が汚れるのも嫌だったし、、、
実際には
ベットの上に横たわっているし、
頭の下にはペットシーツのようなものが敷かれているから
きっと服は汚れることはないと思うのですが、、、
そう、あれは
「血がつたうのを感じたくない！」
「こわい…！」
という恐怖心だったんだと思います。
そして慌てた医師に
「ガーゼでここを押さえていてください」
と言われ、
震える手で懸命に押さえました。
（身体的な痛みと緊張や怖さでなんかずっと
ちょっと震ってたんですよわたし。
・・・こわかったんです）
頭皮なんでね、
通常より出血量が多いのは当たり前なんだけど、
「圧迫して血がすぐに止まれば縫わないけど、
止まらなかったら縫います」
と言われていて、、
多分思っていたより血が出ていたんでしょうね。
結果、2ヶ所とも縫うことに。
研修医のイケメンっぽい人が縫ってくれたんだけど、縫っても血が止まらず、、、
「え、縫っても血が止まらないなんてことあるんですか？」
って訊いたら、
もう一人の教授っぽい医師が
「縫ったところが一発で
血管をちゃんと縫っていれば
すぐ止まるんですけど、
縫ったところがずれてると
止まらないことになります」
って。
なるほど、、、
研修医の方が上手じゃなかったってことね。
んで縫い足していらっしゃいました。
不安になっちゃうので
一発でお願いしたいです、、、マジで
一応、傷が残る可能性があるから、、
と目立ちにくいところを選んでの検査でした。
そういう気遣いはうれしいです。
薬を塗ってガーゼを当てて
頭に白いネットをかぶって、、
今日は入浴もシャワーも禁止、
と言われ
ようやく終わったのが15時。
この日はハゲを隠すために
ターバンを巻いて行っていたので
頭皮採取後の
白いネットもちゃんと隠すことができて
何事もなかったのように
病院を出ることができてよかったのですが、、
今日は朝の10時から病院にいたので
5時間かかりました、、、
長かったなぁ。。。
どちらの検査でも
異常がなかった、ということは
ほんとうによかったでした♡
ただ 痛みで
精神的、肉体的ダメージが大きくて
しんどい1日でもありました。
こういう時
パートナーがいたらいいのになぁ〜
って思います。
話を聴いてもらって、
想いを受け止めてもらって
安心できるんだろうになぁ〜
いや、
何も話さなくても
ハグしてもらったら、
本当にいいのに、、、
なんて思ってしまいます。
そんなことをふと思ったりしながら
帰宅後わたしは
自分で自分を癒すべく
歌を唄い、瞑想し、自分をハグして
涙を流す時間をたっぷりとりました。
こういう時の声って
うわずっています。
そんな自分の声と一緒にいながら、、、
回復には時間がかかり、
２日ほど
ゆったりする時間をとって、
ようやく力が戻ってきた感じがしたので
このブログを書いています。
（ざっくりとした内容は書けたものの、
その後の保存を何度も失敗し
修正に時間がかかり、
その後アップするまでに至らず力尽き、、、
結局いまになっています 笑）
そんなことを今回も体験して、
わたしね、思うのです。
病気を体験している人って、
自分が自覚している以上に
心と身体への
ダメージが大きいんじゃないかなぁって。
だからさ、
早く治そうと、
自分を急がせることしなくていいよね。
ちゃんと休むことが
ほんとうに大切♡
あとね、
人の温もりも本当に大切。
例えで言っているんじゃなくて、
本当の意味での人肌にちゃんと
触れた方がいいです。
こればっかりは
一人でなんとかしようとしないで
友だちでも家族でもパートナーでも
とにかく
安心できる相手にハグしてもらうのとか
本当にしてもらった方がいい。
わたしもね、
一人でやれることはやったし、
それで少しは落ちついたけど
やっぱりまだ震えている感じがしたから、
娘にハグしてもらいました。
思えば娘も
わたしの定期検診の時とか
結果が出るまで不安だと思うし、
今回みたいに急に髪が抜けたりしたら
何か他にもどこか悪いんじゃないか、、
と思うだろうし、
わたしの体調がすぐれない感じが続くと
「またがんかも」
「お母さん死んじゃうかも」
っていう不安に
苛まれているんだと思うんですよね。
氣がつかないうちに
彼女もきっと
ストレスを抱えていたりもするんだろうなぁ…
ほんと彼女は
とてもよくやっていると思う。
だからね
二人で
抱き合って
お互いの不安な氣もちや
震える心を
抱きしめあう時間をとりました。
泣きながら。
（泣いていたのは
わたしだけだったかも、、、笑）
温かい人肌に触れて
ようやく
ほっ
とする♡
そんな時間をとって
自分の内側の震えるものを
そうっとゆるめていくのって
ほんとうに
大切です♡
普段
知らず知らずのうちに
がんばっている
わたしたちだからこそ、
ね♡
そうそう
こちらのブログではあまり触れていませんが
わたしは対人援助をお仕事にしています。
声
心のこと
身体のこと
魂の本質
エネルギー
などを扱っています。
もし今のあなたに
不安な氣もちを吐露する場所が必要だったら
わたしでよければ聴きますので、
個人セッションにお申し込みください♡
参考までに個人セッションのページを
貼っておきますね。
お役に立つことができたら
うれしいです✨
歌うことが好きな方には
こちらのイベントが
お役に立てるかもしれません。
今日も
読んでくださってありがとうございます。
