*このブログは
2021年の年末頃〜2022年3月にかけて
加筆しながら書いたものです。
なぜか投稿するのを忘れていたようで、、
今日発見しました。
なんとなく、、
この内容が必要な方がいらっしゃる
ような氣がしたので
今日投稿してみました。
2021年の11月頃から
体がとにかく重くてだるくて
ちょっと歩いただけで
息切れと動悸がすごく
汗もすごいし
めまいもあるし
喉は乾くし
頭は割れるように痛いし、、
体調が悪すぎて
あまりにつらかったので
12月に病院に行くことにしました。
もしかして
更年期障害?
自律神経の乱れ?
それとも
血圧?
どんな病院に行ったらいいのか
迷いましたが、
今一番気になっていた症状が
更年期障害と似ていたので
婦人科に行って
調べてもらうことにしました。
病院選びって
大切ですよね。
わたしの意図をちゃんと伝えることも
もちろん大切ですし
何より
それをちゃんと聞いてくれる
お医者さんがいいなぁと思っていたら
いました♪
知人が
名古屋で人気の婦人科のクリニックを
教えてくれたのです。
初めて行くクリニックでしたが
本当にいい先生
(年配の男性)で
わたしの話を
しっかり聞いて、
さまざまな
検査をすることになりました。
・更年期
・糖尿病
・甲状腺
・子宮頸がん
の検査をして、
血圧を毎日測るように
言われました。
で、
最後に
先生が言った一言が
「手術したばかりなんだから
身体がまだ疲れてるんじゃない?
通常の状態に戻るには
まだ時間がかかるんだよ。
今はしっかり
休んでもいい時期だよ」
でした。
「え、
手術したばかり
というけれど
もう5ヶ月経ってますよ。」
とわたしが言うと
「まだ5ヶ月だよ」
とやさしい顔で微笑むのです。
そうなの?
休んでていいの?
なんだか
とってもホッとして
泣きそうになりました。
わたしの中で
緊張していた氣もちが
ほどけた瞬間でした。
手術をすると
外科の先生は
「もう大丈夫
普通の生活して」
と言うのがかなり早いです。
え、本気で言ってます?
まだしんどいです。
痛いです。
仕事するのも
つらいです。
と思っていても
なかなか言えないような
まぁまぁな
圧があります。
圧がある、と感じるのは
もしかしたら
わたし自身が
「早く回復して日常生活にもどらねば!!」
って感じているからかもしれません。
いや、たぶん
それって
大いに関係しているように思います。
医師は
わたしたちの身体のことを考えてくれていますが、
身体全体を捉えて判断してくれることは
時と場合によっては
少ないかもしれません。
外科の医師は
術後は早めに
身体を動かすようにしたほうが
回復が早い
と知っているから
そうアドバイスします。
でも
おしりはがっつり切られていて
あるべき機能を失って
今までの身体とはずいぶん変化のあった
わたし自身の感覚としては
身も心も
全く改善しているとは
感じていないままに
ポーンと
日常生活に
放り出されるような感覚でした。
そんな最中に
すぐに転移がんがわかって
2度目の手術。
もう
それはそれは衝撃的でしたし
その当時の心にかかるストレスは
相当なものだったんだろうなぁと
思います。
でも、
もう5ヶ月も経つのに
こんなに身体がしんどいなんて
どこか悪いんじゃないの?
なんでこんなに
しんどいの??
と
自分のことをもどかしく思っていたわたし。
ちっとも
自分に優しくなんかなかったのでした。
家にいても
なんだか落ち着かないで
なんかしなきゃ!
動かなきゃ!
ダラダラしてちゃだめだ!
と思っては
自分自身に鞭打つのです。
が、
身体はいうことを聞いてくれなくて
しんどいばかり。
あーもうどうしたらいいの、、
泣きたい、、
と思っていました。
そんなわたしに
「がんで手術するってことは
精神的にも肉体的にも
かなりのストレスだったはずだよ。
しんどいのは当然だよ」
とサラリと伝えてくれた
この時の先生の言葉には
本当に本当に
救われました。
それが
2021年のクリスマスイヴのこと。
そこから
ゆっくり過ごすこと。
焦らないこと。
(なんかしなきゃ!
ってすぐに焦ってしまう
わたしの悪いクセ)
そして
食事を中心に
体のメンテナンスをすること
を3ヶ月続けてきました。
以前は
病院に行くのがほんとうに好きじゃなくて
できるだけ病院に通わないようにしていましたが、
いまは
不調に氣がついたら
「調べに行く」という感覚で
病院に行くようにしています。
そして
今まで長い間放置したわたしの身体の
メンテナンスをするように
意識を変えました。
「やりたい♡」
と思ったことを
スムーズにやれる身体づくりを
2022年のテーマにしています。
(…なんて言ってても
うっかり痛みや違和感を放置したり
してしまいます。
長年のクセって
意図的にチェックする必要がありますね)
そうそう!
1月の中頃に
検査の結果を聞きに行ったら
血液はどこも悪くなくて
血圧も大丈夫で、
更年期でもなくて、
「元気な卵巣です♪」
と言われ
なんの薬も処方されず
帰ってきました。
今は
めまいもあまりないし、
頭痛も良くなって
急に動くと息切れはたまにするけど、笑
身体のだるさはずいぶん良くなりました。
これは
先生の言葉のおかげで
自分を急かす頭の声が
静かになって
穏やかな氣もちで
「いまは休もう」と思えたことと、
自分の身体の異変に氣がついたら
すぐに対処するようにしていたから
なのかなぁ
と思っています。
あとね、
わたしの中では
栄養の偏りをなくしたことも大きかったかな。
体調が改善して
おまけに
体重も少しだけ減りました。
うれしい♪
体調悪かったり、
がんの体験を話したりすると
いろんなことを言ってくる人がいます。
どのひとも
たぶん
あなたのことを思いやった結果
言っている言葉だとは思うけれど
でも
その言葉を聞いて
自分自身が安心しないような言葉は
聞く必要ないかも、と
思います。
あなたを
焦らせたり
なんかしなきゃ!とか
自分は足りない!とか
思わせるような言葉には
惑わされなくていいんじゃないかなぁって。
わたしは
長い間
自分が何か足りない存在だと思って
生きてきたので
誰かに
「こうしたほうがいいんじゃない?」
とか
「それはだめ
これはいい」
みたいなことを言われると
「あれ?
わたし間違っているのかな」
と不安になるし
そうなると
何かしなきゃ!!と
異様に焦るし、
心がざわつきます。
が、
心がざわついている時って
ちっともしあわせじゃないですものね。
呼吸だって
浅くなっちゃう。
そんなの
自分にとっていいわけない!
もう十分
いろんなことを考えて
やってきたし
たくさん悩んだりもしたし
もうこれ以上
なんもいらない。
とにかく
ゆっくり
休むこと
に集中する時期が
あったっていいよね。
安心する言葉のおかげで
わたしは
少しずつ
回復するための力を取り戻しています。
安心感って
わたしにとって
本当に大事なんだなぁ
と
しみじみ感じた出来事でした。
今日も
読んでくださってありがとうございます。
あなたの今日が
安心感で満たされていますように🌈
しお