【MANAの会@住吉大社 コラボ企画第二回】

【第二回】 
日 時:平成21年5月9日 13:30~17:00
場 所:住吉大社 吉祥殿
参加者:10名
レポーター:小松雅子

■レポート■
 前回ご好評いただいたMANAの会@住吉大社コラボ企画第二弾です
前回から2週間しか日が空いていなかったため、少人数での開催でしたが、今回も丁寧な解説付きでの住吉大社ご案内や、広々したキレイなお部屋できめ細かく浴衣の着付けを教えていただき、充実した時間を過ごせました。また、幸いにもお天気がとても良く、すがすがしい一日でした。

 さて、前回は主に正式な参拝の仕方を学ぶ、といった形での住吉大社ご案内でしたが、今回はまた違った場所のご案内とそこにまつわる様々なお話をお聞かせ頂きました。MANAの会

 まずいきなり本宮の前で「さて、ここで問題です。ここに第三本宮と第四本宮がありますが、どちらかが女性の神様で、どちらかが男性の神様です。一目でわかる特徴があるのですが、どこが違うのでしょうか?」というクイズが神職さんから出題されたのです。「え~、どう違うの?」という声があちこちで聞かれる中、「あっ。あの上の部分?」という声。
そうなんです。屋根の上に乗っている木のようなものがあるのですが、それの切り口が違うのです。女性の神様が祭られている第四本宮は、その切り口が地面と水平なので、一目瞭然なんだそうです。知らなかった~。
今度から、神社廻りの際には屋根の上にも注目!ですね。

 次に案内してくれたのは、神社の敷地から少し離れたところにあるお社です。
ここは芸事と美容の神様ということで、輝く女性達の集まりにピッタリですね、と自画自賛。(笑)この浅沼社の周りには杜若がたくさん自生していて、私たちの目を楽しませてくれました。ここでも神職さんより豆知識が。この杜若はアヤメや菖蒲ととっても似ているのですが、これにも見分け方があるのです。
良く見ると花びらの中心に白い一本の筋があるのが杜若。菖蒲は黄色い線があります。また、沼地のような湿地帯に咲くのが杜若で、アヤメは乾燥した土の上に咲くのだそうです。「いずれ、あやめか、杜若」という言葉は、見分けがつきにくいことの例えだそうですが、確かによーく見ないと見間違えしそうです。
ちなみに杜若はなかなか咲きにくく、こんなにたくさん自生しているのは珍しいそうです。MANAの会

 その後、卯の花と言われる白くて可憐なお花が咲いている卯の花苑へ移動しました。旧暦の卯の月に咲くので、卯の花と言われていたのだそうです。数十種類の品種があり、白だけでなく薄いピンクや紫の花が咲き乱れていて、ほのかな甘い香りに癒されました。

MANAの会 最後にご案内いただいたのは、石舞台です。ここでは毎年舞楽が行われるのだそう。
この石舞台は日本3舞台のうちの一つで、重要文化財に指定されています。この日は特別に舞楽で着用する衣装を見せて頂くことが出来ました。この衣装は一式300万円もするもので、間近で見ると刺繍がとても美しく繊細でした。お一人だけ羽織ってみられますか?とのお言葉をかけて頂いたので、代表して河村先生に羽織って頂きました。華やかなお衣装をまとった河村先生は、一層あでやかでいらっしゃいましたよ。

このように、今回もまたみどころ満載で、充実した時間でした。

 
さて、第二部は着付け(浴衣)です。担当してくださったのは着付講師歴30年以上のキャリアを持つ横山節子先生と、そのお弟子さんの久保田さんです。

 横山先生は諸外国でも着付講師としての経験があり、大阪きもの教室連鎖校として長年教室を運営されてきました。また、着付けのみならず、大変多趣味で常に新しいことにチャレンジしていらっしゃる魅力的な女性です。60歳で水泳を始められ、65歳からパソコン、数年前から絵手紙にお習字、洋裁も始められ、今もお孫さんと一緒に毎年スキーを楽しまれるとのこと!常に新しいものに興味を持ち、日々楽しんでおられる
ことが、そのキラキラしたお姿から慮られます。

 さて、まずは助手の久保田さんをモデルに、浴衣の着方を段階を追って説明して頂きました。まず、浴衣を羽織ったら肩からまっすぐ落ちるように整えます。
次に衿先を持って持ち上げ、裾をくるぶしのあたりの高さに上げます。右手の下前を左脇に持っていき、端を少し上げて重ね、左手側を前に持っていきます。腰のあたりをおさえて固定し、腰紐を巻いていきます。そしておはしょりをキレイに整えて、着崩れないようにもう一度腰紐を巻きます。更に伊達締めを巻いたら着付けは終了。MANAの会
 
 いよいよ帯を結んでいきます。今回は基本的な文庫結びを教えて頂きました。
巻いてみてわかったのですが、やはり最初にキチンとすることが肝心です。最初に40cmほど残して巻いて下さい、と言われていたのに、それが短すぎたりすると、結局後で長さが足りなくなって最初からやり直しすることになってしまいます。
みんな何度も巻いては戻し、巻いては戻ししつつ、何度か繰り返していくうちにキレイなリボンが出来上がりました。さらに先生が応用をいくつか見せてくださり、基本を覚えたらいろんなアレンジが出来ることを実感。是非この夏は浴衣を素敵に着こなして、変身を楽しみたいですね。

 こうしてワイワイ楽しみながら女性のたしなみを身に着けて、更に輝きを増した
女性達なのでした。横山先生、久保田さん、ありがとうございました。


■内 容■
◎第一部・・・神職さん(小路さん)による住吉大社ご案内
・ 第三本宮と第四本宮の違い
第四本宮のみ女性の神様が祭られている。見分け方は、屋根のうえに交差している木の形がヒント。第四本宮のみ、地面に水平に切られています。(他は垂直です。)
・ 芸能・美容の神様
浅沢社は、住吉大社の敷地から少し離れたところにあります。この周りには杜若(かきつばた)がたくさん咲いていて、全国でも珍しいそうです。
・ 卯の花苑
住吉大社の境内の一角にある卯の花の名所。様々な種類の卯の花が咲いており、ほのかに甘い香りが漂っています。
・ 雅楽衣装拝見
翌日石舞台にて行われる予定の雅楽演奏会にて着用する衣装を特別に見せていただきました。大変豪華なお衣装で、一式300万円もするものもあるとか。

◎第二部・・・浴衣着付け(横山節子先生)
・ 各自持参頂いた浴衣の着付けについて、この道30年の横山節子先生より丁寧に教えていただきました。