こんにちは!

中野で鍼灸の薄毛治療を行っています【サロン mana】です。

【薄毛】というと、男性特有の悩みだと思われますが、実は違うんです!

女性で悩んでいる方も結構多いのです。

かくいう私も、産後の抜け毛だったり、ストレスによる円形脱毛症だったり…

人生の中で何度か訪れた薄毛に悩んできました。

そして、悩むものの、なんで薄毛になるかなんて考えてもいませんでした。

しかし、原因や対処法を知っていけば、決して治らないものではありません。

今日は原因や対処法について書いていきますので、どうぞご覧になってください!

 

 

【女性の薄毛の原因】

 

 

 

 

加齢に伴う女性の薄毛

 

 

・男性女性共通の薄毛タイプ「壮年性脱毛」

・FAGA,FPHL(女性型脱毛症)

男性女性共に起こる薄毛なのですが、40代の頃になるとホルモンバランスが変化していきます。女性は女性ホルモンが減っていき、男性ホルモンが増えていくと、男性と同じように薄毛になっていきます。

ただし、女性の場合は、髪が軟化して細くなっていき、頭頂部を中心に段々と薄くなっていきます。更に更年期から発症することが多いため、最近では「FAGA」「HPGL(女性型脱毛症)」と呼ばれるようになりました。

 

 

ライフスタイルや生活習慣が原因の女性の薄毛

 

・ヘアアレンジによる「牽引性(けんいんせい)脱毛」

私もよくやりますが、お仕事柄、毎日髪の毛をしっかり後ろで縛ったりします。

そうすると、毛根部の血流が悪くなって薄毛になりやすくなります。このような薄毛を「牽引性(けんいんせい)脱毛」といいます。

 

・「産後脱毛症」

こちらも女性で起こりやすい薄毛の一つです。

妊娠中は、女性ホルモンが一気に増えるため、髪の毛の成長期が長くなりますが、産後はそれが一斉に止まってしまうため、ごっそりと抜けてしまうのです。

約1年半後位には戻るのですが、高齢出産をされた方は、発毛力が低下しているため戻りにくいこともあるようです。

 

・閉経による薄毛

こちらもホルモンバランスの影響ですが、閉経後は女性ホルモンが一気に減ってしまうので、髪の毛が全体的に薄くなることがあります。

 

 

男性女性共通のフケが引き起こす薄毛

 

・「脂漏性脱毛症」

頭皮に痒みがあり炎症を起こしているものを「脂漏性皮膚炎」といい、薄毛が伴うものを「脂漏性脱毛」といいます。べたべたとしたフケが特徴です。

原因としては、不規則な生活やストレスなどがあり、食生活なども見直す必要があります。

 

・「ひこう性脱毛症」

脂漏性とは、逆に痒みや炎症が起きているが、乾燥したフケが出て、薄毛を伴うものを「ひこう性脱毛」といいます。

過度のシャンプーによる皮脂のとりすぎが原因。今人気のファインバブルで起こる可能性もあります。

洗いすぎに注意したり、化粧水を塗るなどの対策が必要です。

 

 

病気や薬が引き起こす薄毛

 

・甲状腺機能の異常

病気による薄毛もあります。

女性に多い甲状腺の病気なのですが、「甲状腺機能亢進症(バセドウ病)」では甲状腺ホルモンがたくさん出すぎてしまい、新陳代謝が良くなりすぎてしまい薄毛になりやすくなります。

反対に「甲状腺機能低下症」では、甲状腺ホルモンが低下して髪の毛が生えにくくなります。

どちらも、病気を治さないと薄毛の改善には至らないため、治療が必要となります。

 

・鉄や亜鉛不足による薄毛

また、亜鉛や鉄不足でも薄毛を引き起こされる場合があります。

女性は特に生理などもあるため、鉄不足に陥りやすいですので、これが原因で薄毛になってしまった方は、鉄剤やサプリなどの服用も必要です。

 

・薬の副作用

有名なのは、抗がん剤があります。他にも、抗甲状腺薬や血圧降下薬でも起こり可能性があります。そして、意外とピルでも起こりうるようです。

こちらは、服薬をやめると、自然と髪の毛も生えてきます。

 

・円形脱毛症

私も経験がありますが、強いストレスなどに晒されると起こりやすいといわれています。自分では気づきにくく、人に言われて気づくことも。数や大きさは人それぞれで、1~2年で自然と生えてくる方もいますが、なかなか生えない方もおり、すごく悩まれている方も多いです。

 

 

 

過度なダイエットによる薄毛

 

最近では、若いうちから過度なダイエットを行う方が増えています。

その代償は様々な形で出ていますが、髪の毛もその一つです。

栄養(血液)が内臓の方に優先されるため、髪の毛にいかないのです。また、薄毛になる時期もバラバラで数年後に出てくる場合もあるので、注意が必要です。

 

 

【東洋医学からみた薄毛の原因】

今までのは生理学や西洋医学から見た薄毛の原因ですが、続いて東洋医学から見た薄毛の原因を説明していきます。東洋医学では、だいたい4つのタイプに分類されます。

 

・肝腎陰虚(かんじんいんきょ)

加齢に伴う「壮年性脱毛症」に多くみられます。

東洋医学では、年齢と共に「腎」のパワーが弱っていきます。この腎が弱ると、エネルギーが減り、全身の潤いや髪への栄養が行きわたりにくくなります。また、「肝」が弱ってくると髪の栄養の元となる血が作られなくなってしまいます。

 

・気血両虚(きけつりょうきょ)

出産後の女性に多い症状。

出産時に大量の出血があるため「血」が足りない状態で、髪に栄養がいかないのです。

また寝不足などが続いて「気」が足りなくても同様の症状が出ます。

他にも、手術後や事故による怪我などでも起こります。


 

・瘀血(おけつ)

血の巡りが悪く、栄養を髪に運ぶことができない状態です。

頭を触ってみるとブヨブヨと柔らかくなっていることが多いです。

頭部の血流改善も必要ですが、全身の血流を改善していく必要もあります。


 

・血熱

強いストレスや暴飲暴食が続くと起こりやすい症状です。

頭部に熱が溜まってしまって、水分や栄養が枯渇してしまう状態です。

例えるなら、植物が生えている土が乾ききっているような感じです。

強い症状が出ることが多く、円形脱毛症や頭部全体的に脱毛してしまうこともあります。

なので、治癒までに時間がかかる脱毛タイプです。

 

 

以上が、東洋医学からみた脱毛の原因です。

当院では、この東洋医学の観点から脱毛の治療を行っていきます。

タイプに合わせて、薄毛治療とともに全身治療も行って根本的に解決をしていく施術です。

 

色々な治療法がありますが、しっかりと自分の体と向き合いながら薄毛のお悩みを解決したい方は、ぜひご来院ください。

一緒に治していきましょう!

 

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