本日は雪の中、お墓まいりでした。
お彼岸でしたら服装は派手すぎなければ普段着でOK。お墓の掃除もしますしね(今日は雪が積もっていてできませんでしたが。ツクシがすごかったので、近々晴れた日に掃除に行きたいものです。)ネイルにも特に制限はないので私は卒業式ネイルのまま行きました。
よく訊かれるのが、TPOに合わせたネイル。
お祝いごとについては、ブライダルの花嫁さんはドレスに合えば華やかでOK。しかし新郎新婦の母は派手なネイルは避けた方が良いそうです。おもてなしするホスト側なので、華やかにはせずベージュのワンカラーかベージュのグラデーションが基本とのことですのでお気をつけて。
お葬式に関しては、喪主や親族でしたらなんとか時間をみつけてオフして頂くのが無難です。お通夜に伺うのであれば、時間があればオフもしくはマット仕上げのナチュラルベージュワンカラーかクリアのみでマット仕上げ(爪が折れてしまうのが気になる方)、間に合わなければ黒いレースの手袋をして伺ってお焼香の時だけ外すか、上からマットなベージュのマニキュアを塗って終わったらアセトンの入っていない除光液で落として下さい。キラキラのストーンや大きなパーツがある場合は不格好にはなりますが絆創膏を貼ってしまうのも手です。
あと、時々ご相談頂くのが｢MRIを受けるので金属成分を含まないネイルをしたい｣というご要望。MRIは強力な磁場が発生するので化粧品の成分など含めて金属を身につけていると火傷などをする可能性があります。また、高価なMRIの機械を汚して迷惑をかけてしまう場合も。先日改めて調べたのですが、ラメや裏に金属が貼られたフラットなラインストーン、金属パーツはもちろんダメなのですが、カラージェルの顔料にも酸化鉄や酸化チタンなど磁性体であろう成分が含まれています。※頭部のみのMRIであればネイルも指輪もOKだったりしますので病院にご確認ください。以下は身体のMRIの話です。
(大学で工業化学を専攻していたので、ここからは少し難しい説明になります)
カラージェルの成分表示にある酸化鉄がカセットテープや磁気カードに使われているものと同じかどうかは確かめられませんが、大部分のカラーに使われているので｢絶対にヤケドしない｣とは言えないので避けたいところです。
当店のお客様で放射線技師さんがいらっしゃるので確認してみましたが、病院側で施術に使われた全成分が確認できない以上はオフしてきて欲しいとのこと。お医者様から指示があった場合は必ずオフしていってください。
お医者様から特に指示がない場合は、MRIする部位に対してあまりネイルが影響しないのかもしれませんが、念のためオフして頂くか、当店にあるクリア系のジェルは成分に磁性体がなさそうなのを確認しているので、それだけを使って透明仕上げであればおそらく危険はないと思います(が、保証はできません。あくまでもお客様の自己責任ですので気になる場合は病院に確認を。)。
今回あれこれ調べているうちに｢アタマの薄いところにふりかける粉がMRIの中で爆発した事件｣や｢でっかいもの(酸素ボンベ・点滴スタンド・ストレッチャーなど)が吸い込まれて大事故になった事件｣など、なかなかびっくりな情報がたくさん出てきました。タトゥーの色やカラコンもMRIではNGですのでぜひお気をつけ下さい。
と幸せな気持ちになっています。
