2025年4月の息子とのバリ島について書いています
前回の記事の合間に訪れた息子リクエスト⑤
モンキーフェレスト
(Monky Forest)
正式な名前は
「Mandala Suci Wenara Wana
「マンダラ・スチ・ウェナラ・ワナ」
と言うそうです
だいぶ昔に行ったきりで気がついたら新しいなっていたモンキーフォレスト
「レスタリでも猿はいっぱい見れるよ?」
と言ったのですが、息子の強いリクエストで行きました。
あぁ〜
モンキーフェレストって猿がいっぱいのとこでしょ?
自然保護区の〜
猿!ってイメージの!
って人が多いかな?
でもね…
モンキーフェレストって個人的にはウブドらしいと言うか大きい象徴的場所だなと昔から思っていて…
ウブドパワーの強い場所は沢山あるけど…
外せない大きいスポットな気がしていました。
(個人的感想ですので気にせず)
調べたらモンキーフェレストの使命は
「トゥリ・ヒタ・カラナ」の理念に基づき地域保存することが、マンダラ・スチ・ウェナラ・ワナの使命らしく
「トゥリ・ヒタ・カラナ」
とはバリヒンドゥー教の哲学のひとつで
「3」という意味の「トゥリ」
「幸せ」を表す「ヒタ」
「原因または方法」と言う意味の「カラナ」
ということばで
トゥリ・ヒタ・カラナ
トゥリ・ヒタ・カラナは
「心身の健康を達成するための3つの方法」という意味なんだそう
トゥリ・ヒタ・カラナの教えにおける真理とは、人間がこの世の生活でいかに調和的な関係を保つかということ…
この3つの関係とは
人間同士の関係
人間と自然との関係
人間と神との関係
(モンキーフォレスト日本語パンフレットとバリ王さんサイトから引用させて頂きました。)
凄く納得すると言うか…
私がバリ島を好きな理由がここにあるんですよね。
トゥリ・ヒタ・カラナの教え
って好きだな…大事にしたいなって…
バリヒンドゥー好きだなって…
バリの人達の生き方素敵だなって恋したんです。
バリ島に…
人間、自然、神との調和って永遠のテーマ
え?神様って思うかもですが…
神様は居ると思うし
前回の記事のバイタクの運転手さんも偶然の神様だと思うし、神様=ご先祖様的な部分もあるけど、見えない何かは必ず居るよね…って思う
調和大事だよな…
やっぱり自分の感覚大事に生きたい
生きられたら幸せだな
いや生きてやる!
って、若い私はバリ島に来て思ったのです。
あ、意味不明ですよねあはは!
って、バリ島を好きになった時に、ずいぶんとバリ島に関する本を読みました。
いっぱい知りたかったから…
歴史書から題材になってる小説やら、ガイドブックも買い漁り
バリ島一周して色々な場所にも行き、歴史的な場所にも訪れて宗教画も習って…
いやーびっくりの…
狂ってましたねーww
でも狂って狂ってバリ島を沢山知ってもまだまだ知らないバリ島!
変化しながら調和して行くバリ島
だから楽しいんですよ。
そっか
バリ島の事、全部知らなくても良いし、多少間違えて記憶してても良い…
私、ただ好きなんですわ
ただ見てたい感じたいだけなんですわ
バリ島を!
それに気がついてからは調べまくる事は無くなったかもしれません。必要な知識は自然に知れるし…必要な人や場所や出来事とは必ず繋がる…
それがご縁とやつ!と思ってます!
話が脱線…
でも語りたくなる場所が
モンキーフェレストだったりするのです。
新しいモンキーフェレスト
なんだかびっくりするくらい立派になってます!
ウブドのJl ハノマンとモンキーのY字のとこにもこの猿の横顔のモンキーフェレストのモニュメントがいつの間にか立ったんだよね。
確かコロナ前だよね?
立派ー!
作り物だけど見事だなー
オシャレだなぁ…
こんなゲートが出来たのね…
びっくりだわ!
あ!確か入場料は100,000ルピアだった気がするけど、忘れました。(日本円で1,000円位)
どんどん値上げしてるので個人で調べてくださいね
蛇のがカッコよくて撮影
私も息子も巳年なんで
ネチネチタイプですww
猿がいっぱいだよー
でも、可愛い
すっごいオッパイ…
羨ましいやら…
赤ちゃんが居る〜
猿は近くまで来ますよ。
でも係員さんも沢山居るから少しは安心です!
ただ…
いつ猿に携帯とかメガネとか取られるかわからないから気をつけて歩きます。
園内の写真、沢山撮ったつもりがあまり無かった
係員さんが居ないと不安になる私達…
ドキドキ…やっぱり猿怖い。
気がつくと上にいたり…
猿だらけ〜
戦いも繰り広げられています。
気がつくと近くに居てビビる人。
カバンはしっかり抱きしめる小心者
ちなみにInstagramで猿と一緒に撮影してる映像がよく出ているのだけど、お金を出すと係員さんが猿を上手に餌でコントロールして撮影してくれるみたいだけど…
めっちゃ高かった…たぶん5,000円くらい!
あ!我が家には無理なだけだけど…
モンキーフェレストというと
シヴァ神を祭る寺院
プラ・ダラム・アグンがあります。
(ニュピのオゴオゴの列もモンキーフェレストの寺院に向かって行きます。大事な場所なんですよね。)
プラ・ダラムは「死者の寺」の意
モンキーフェレストの森の中には、ガベン(火葬式)が行われる日まで一時的に遺体を埋めておく墓場もあるんです。
バリ島は火葬なんですが、諸々の理由で直ぐに火葬する家は少ないので、だいたい一旦土に埋めておきガベン時に掘り起こして火葬します。
だからよくお化けが出るなんて言われて、みんな夜モンキーフェレスト脇の道を通るのを怖がるんですよね。
バリ人お化け話し好きだし、もちろんお化けも居るでしょう!
プラ・ダラムの場所は何処もだいたいそう言われますよ。あちこちにあります。
そのお墓で何かを待つような猿達
なんだか…時が止まった空間
私達もずっとここでこの様子を見ていました。
お墓の下には掘り起こされるのを待つ人が居ます。
猿はお構いなし!
この時、丁度お供え物がお供えされお祈りが始まっていたので、お祈り中猿達はにじりにじり待っていました。あまり近くに行くと係員さんにホウキで追い払われてしまうので、みんなジッと様子を伺っています。
その姿が、なんだか猿達もお祈りに参加してるみたいでした。
森の中なので…
そして死者の寺だからか
涼しい風が吹いていて…
風が
さわりと
頬を
腕を
撫でます
バリ島特有の
時がスローモーションに感じる一瞬
お祈りが終わった途端
スピード感がガラリと変わります。
一目散に猿達はお墓に群がりお供え物の食料やお菓子を取り合います。
必死
その際、お祈りが終了すれば係員さんも特に追い払ったりしません。
キーキキーッ!ギッー!
猿達、食料奪い合いで凄い勢いでケンカが始まります。強い猿と弱い猿、調子のいい猿、頭が良い猿、抜けてる猿、動きを見てると人間みたいで、学ぶ事が多々あります。
係員さんは勝手にしてね〜と、シレ〜っとその場から立ち去る
バリらしいな〜
まさにトゥリ・ヒタ・カラナ
の一コマを見た気がします
お供え物、毎日毎日バリのお母さん達は作ってます。
祈りの一瞬が終えたらゴミになるのです。
鳥や猫、犬や猿の食料になります。
それでも
だからこそ…
毎日毎日作って
毎日毎日祈って
新しい供物と祈りを捧げる
その繰り返し…
凄いな…
私はバリ人に憧れるけど
バリ人には決してなれないと
訪れるたびに感じます…
その毎日の繰り返しをするバリの人達を尊敬しています
もちろんバリ嫁さんと言われる日本の女性達もです!
のんびりで良いね…
バリの動物達が凄くのびのびしている姿も好き
こんなに無防備で良いの?って動物達いっぱい居ますよね
笑っちゃう!そこ道だけど?みたいな!
という事で、うまく説明出来ないけれど…
モンキーフェレストで
トゥリ・ヒタ・カラナを少し感じてみる
味わってみるのもオススメです!
そして、忙しい毎日だと考える余裕がなかなか無いから…
バリ島パワーを借りて、自分自身のトゥリ・ヒタ・カラナについて考える時間、調節する瞬間が貴重だな〜と…
ま、バリに居るだけで強制的に正されますけど
怖い怖い!嘘は許さない島ですわww
きっとバリ島全部がパワースポット
バリ好きさんはなんとなくわかる〜と思ってくれるかな?
それが結構荒療治な感じでまた好き
もちろんお猿さん達の可愛い姿が沢山見れます
モンキーフェレスト、色々な楽しみ方がありますよ。
参考になれば嬉しいです
わわぁー!鯉もいっぱい
楽しい綺麗なモンキーフェレストでした!