アントニオ・ブランコ美術館



3年前、息子にオススメしてバリ父ちゃんと2人、親子で美術鑑賞しに行かせた際に


『バリ島で1番好きな美術館になったよ!』


と息子が言っていた。


前にも書いたが、実はこの美術館には行った事が無いくせに勧めたのだが、気に入ってくれて良かったなと思っていた。


勧めた癖に行った事の無かった美術館


行ってみたかった美術館



館内はファンのみで湿度の高い空気が充満している

透明の膜を身体にまとっているような暑さだった…


私の動きで空気が少しだけかき混ぜられるけれど、すぐにのみこまれて一つになる



館内は誰も居なくて一つ一つの絵をパッと見ていく


バリの女性が薄い布一枚で横たわるセクシーな絵


友人が言っていたが、父と息子で見るのは微妙な絵だったのでは?と言うのを思い出した。


裸婦に近い絵が多く


確かに…と思った真顔(知ってたけど)



絵の中の女性はみんな美しい…


優しく微笑んだり和やかな空気感


絵を納めている額も工夫が凝らしてあり

手作りかな?


一つ一つ丁寧に

絵にオーラがあり物語がある


想い出

未来への希望

過去への執着




大事に大事に閉じ込めている…

まるで絵本みたい


バリ島そのもの…


バリ島への愛情そのもの…



急に涙が溢れてきた。


バリ島への愛情と尊敬の念を感じてボロボロ泣けた。



作者のバリ島を恋しくてやまない気持ちが伝わって来て、絵を見れないくらい涙が溢れた


トランス状態のような雰囲気になってしまったので、外の空気を吸いたいと思って途中で外に出た



螺旋階段を歩く


不思議な美術館だ…



バリ島の夢がたくさん詰まってる



美しいバリ島への夢だな…



美術館の外では、大音量でまるで讃美歌のような音楽が流れていて気をつけないとふと飛んでしまいそうになる。


空気をいっぱい吸って落ち着いたので再び美術館に戻る



美術館自体が美しい



スタッフに絵だけを近くで撮らなければ撮影は大丈夫ですと言われたので美術館の美しい雰囲気を撮らせて貰った。



この美術館が


彼のバリ島への愛と夢


そのものなんだと思った。




アトリエも公開されている。



一つ一つがとても可愛い。

チャーミングなのだ照れラブラブ


作品だけでなく小物も可愛…

きっと可愛らしい人だったんだろうな…


一度会ってみたかった…



大好きなバリ島で夢がいっぱい詰まったアトリエ。


大好きがいっぱいだね…


こちらも全体的には撮影OKを頂いています。

(アトリエにはスタッフが常駐していました。)



可愛い可愛いお庭



あ〜バリ島らしいね…この椅子!


いいなぁ…この感じ




彼のバリ島をみせて体感させてもらった気がする。


バリ島は魅惑の島!

とあつい気持ちを語られている気がした。



わかる!わかるよ!わかるよー!

と大声で叫びたくなった。





振り返るとそこにいそうな…





空気に記憶が刷り込まれている…




とっても不思議な空間だった。




続く…