不思議な夢を見た



私は、2年前に亡くなった元旦那バリ父ちゃんをあの世に送っていくのに車を用意していた。


あの世とこの世の狭間駅みたいな場所まで送るのだ。



彼を迎えに行くと


何かを探しているらしく引き出しを漁っていた


『とりあえず荷物だけ先に乗せるからね!』


とせっかちの私は、彼の鞄を先に預かったのだが、鞄が驚くほど軽かったので、ちょっと中身をみてしまった。


鞄の中には、小さい茶色いメッシュポーチ?みたいのが、これまた空の状態で入っていた。


…これ持ってく意味あるの?変なの。


まるで鞄のマトゥリューシカみたいだなと思て


くすりと一人で笑った。




同時に




あぁ…あの世には何も持って行けないもんなぁ…


持ち物が無いという事は


きっと この世には


もう未練が無いんだな


良かった




なんて都合よく思っていた。



まだ


ガサガサなにかを探すバリ父ちゃん


いつもの私なら


『まだ?早く用意しなよ!』


って言うんだけど、きっとこれが最後になるからと思って

静かに彼を見守っていた。




好きにさせよう




きっと探し物なんてなくて



ちょっとだけ甘えているんだろう



最後に私を待たせてみたかったんじゃないかな



いつも貴方が待っていたものね




この時間を最後に楽しんでるんだなと思って


私もその時間を深く味わうように



ただ静かに待っていた







目が覚めたら、夜中の1時59分。



とっても変わった夢をみたなぁ…と再び寝た。



バリでは彼のお葬式の真っ最中で、そんな夢をみたのだろうけど…


お別れを言いに来たのかもしれないね。


お葬式行けなくてごめんよ。

特に怒ったりしてないだろうけどニコニコ





不思議だったので書いておく。