今回は、彼と2人で東京に行きました。
彼は、『〇〇に行きたい!』とは希望をよく言いますが、基本、凄い方向音痴と同時に、電車やバスや飛行機に乗る事はほとんど無く、よくわからないと言う人で、毎回の事ですが、全ての手配は私がやります。
あ!ただ一つ!食事に関しては相手が決めます。
何故なら私が決められないからです。
それを今のところ、特に苦だと思った事はありません。
自分の勝手に出来るからね〜

なんだか小坊主が小さい頃を思い出します。
一生懸命に私について歩く

ヒヨコの赤ちゃんみたいです。
なんか嬉しかったりすらします。
ここへ行ったら喜ぶかな〜?とか、そうゆう部分は、私にとって子供と一緒なのです。
私のプランについては、文句も言いませんし、ここぞと言う時は、何にもわからないからこそ変に落ち着いて居て、和みます。
全く焦らない

全然、一緒にやろうと言う気は無いから、ただ付いてくるだけ。
今回は、私が苦手な地下鉄をだいぶ使いました。
行く前にいろいろ調べました。
乗り換えとか少し迷ったりしたけれど、自分でやったお陰で苦手意識が少し無くなった気がします。
苦手だと思っている事をやらないでいると、どんどん苦手になって、出来なくなります。
やらないでいると、どんどんやるのが怖くなって出来なくなります。
出来る人が居ると、甘えちゃって自分ではほとんど考えなくて任せきりになり、いざ自分でやれと言われると焦ります

全くわからない!
そう思ったら、彼の事を思いました。
私が毎回、電車だバスだ飛行機だ宿だと手配をしてやってしまうから彼の可能性を奪ってるのかもしれない…と急に怖くなりました。
行きのバスで
『私が全部やると、たんたん(仮名)の可能性を奪ってしまうかもしれない。1人で何処かに行きたいと思った時に歳を取るほど、苦手だ出来ないと強くなるかもしれない。』
と話すと
ただ一緒に行きたいと思うから行くだけだから、1人で行く可能性は、ほぼ無い。
地元が大好きな自分は、地元をぐるぐるしてるだけで幸せだと…
毎日同じ場所で満足だと…
私がいないなら遠くには行かないと言った。
私が鳥みたいにピヨピヨと飛んで行くのを見てると時々付き合いたいみたいな感じだし、自分が行きたいと思った時に、道案内してくれる私が居ればそれで満足。
自分は、木みたいな感じだから、基本、同じ場所に居るのが好きらしい。
そうゆう感覚なら、まあいいか!
とホッとしました。
彼には、そこは学びたいものでは無いらしい。
ただ、私は、いろいろ行きたいし、やりたいから、これからも苦手だなーと思う事にも新しい事にも恐れずに挑戦して行こう!と改めて決意をしたのでした。
例えば…旅のカタチも数年でだいぶ変わった。
チケットの取り方とか、インターネット予約とかいろいろ…
変わり過ぎてわからなくなって、なんか不安…怖いな…と思う時があるけど、失敗を恐れずにこれからもやってみようと思う。
旅に限らず、全ての事。
苦手だからできない。わからないから出来ないじゃなくて、特にやりたい事に関しては、勉強する姿勢だったり、新しいものを受け入れてく姿勢を忘れないように居たいなと思う。
そんな旅の決意でした。