良いお天気。。。





ここからの風景を、あの頃の私は、どんな風に眺めていただろう?






息子の小学校は、私の母校で、私が、3年生の3学期に神奈川県から、茨城に引っ越して来てから、

ずっとお世話になった小学校。


たしかクリスマス近くの夜、初めて来た茨城は夜で、雪が降っていた。


神奈川に住んでいたころは、雪は記憶が無いくらいで…


茨城の夜は、暗くて寂しくて、雪まで降っていて…怖かった。

どんだけ遠くに来てしまったんだろう…早く帰りたい。

と、幼いながら不安になったものだ。


そんな第一印象も手伝って、私は、長いこと茨城が嫌いだった。





早く、ここから出ていきたいって思っていた。


空は大好きな場所に繋がってるのになぁ…こんなに遠いなんて…


この窓からの空を見たら、そんなことを思い出した。





茨城を出て、日本を出て、再び茨城に戻って、子供を育てて…


私が本当に嫌いだったのは、茨城じゃない違うものだと判った。



人は、時に、本質を隠す為に自分の気持ちの矛先をすり替えることがあると思う。


それを、知ったのも、息子のお陰だと思っている。感謝。


だから、今は、好きだし、なんとなく愛おしい茨城(笑)嫌い嫌い言ってごめんね。

もっと茨城を知らないとね。






今日は、私達親子は窓ふき当番。


いたるところを拭きました。



作業中も、男の子から、女の子から、名前が呼ばれ、お声がかかり、息子を呼んでるんだけど、私が嬉しくて手を振ってニコニコしていたら、「ちゃんとやってください!」と息子に怒られた。


息子のお友達の事は、実はよくわからないけど、みんな気軽に話しかけてくれる。

困ってると、「○○の母ちゃん」といろいろ教えてくれる。

私には、みんな可愛い良い子達。


学校行事は、小さいものから大きいものまで、確実に出席してきた!

旗振り当番も、PTA活動もちゃんとやったし!



頑張った私!




もうすぐ終わりだと思うと、ちょっと寂しい気もするけれど…「ほっ」とした。



中学校に行くと、また違う意味での親の役目が出来るんだろうなぁ~と思う。

でも、できる事なら、PTAはやりたくない…(あぁ。。本音)






息子には、本当に感謝してる。




たぶん、感謝以外の言葉は当てはまらないと思う。



私は、彼に育てられてきたと心底思う。





出来る限り、幸せで居て欲しい。




辛いことも、悲しいことも、世の中には、いっぱいあると思うけど…


いつまでも手を繋いではあげれないから…




乗り越えられる気持ちとか、仲間とか、愛しい人を作って行けるように…


そんな人になれるようにと育ててる。






いつか離れても…



母は



どんなに離れても


たとえ、この世に居なくても


ずっと大好きです。ずっと一番。





ひとりじゃないよって思える記憶を与えたいと思って生きてるよ。


愛された記憶を与えられる人に、私はなりたい。




いつも祈ってる。






さてと、中学生になったら、どんな彼に出会えるかな?

暴れたら、暴れ返すだけだから、いいよ~(笑)



母は、出来る限り、お互いが楽しく生きれるように頑張るだけです。


貴方の為なんて嬉しくないし、言ったことは無い。


そんなの誰も望まない。




私は私の為に、頑張るだけです。


私が楽しければ、周りも楽しい。

貴方が楽しければ、私も楽しい。


俺様が楽しければ、いいんだ!のジャイアンの言葉は本質だと思う。

実に清々しい。




人と人とは、本来そうゆうものだと思うのです。





ねぇ、忘れないで…


自分の為に生きるんだよ。最後までね。


それは絶対に忘れないで。









そんな風に思った親子奉仕作業。