2019年2月2日


こんにちは。

久留米の劇団ひとり、こやまなみです。


くるめ演劇塾特別ゼミ、リポートの続きです。


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さて、

各ペアによる背中はどこ?コント、


始めにやった事を先生の演出で

ぐるっと変えられたり、

大げさにさせられたり、

この変化が笑えました。


「触りたがる男と触られたくない女」

バージョンとか。


1つの台本がこんなにいろいろ変わるんだなぁと。



そして、

この台本は変わらないまま、

2チームに分かれます。


この2チームでそれぞれ「お葬式」をする。

そして、お葬式に参加するうちの2人が背中コントをするのです。


マイチームの設定は、

「金持ち社長のお葬式に愛人達が参加する」

というもの。


登場人物は、妻と娘と5人の愛人


役を決めたら、セリフは本人が考える。

セリフを言うタイミングだけを決めてスタート!


愛人達が並んで座るお葬式会場に

遅れて登場した若い愛人が背中コントを始める。


ざわめく会場


怒る愛人

泣く愛人

愛を叫ぶ愛人

愛人の数に驚く娘(私です)

妻の挨拶

(本日はありがとうございます。…故人とのトラブルは一切受け付けおりません。)

このセリフ、きちんと覚えてないんですけど、もっと丁寧で毒の効いたいい感じだったんです。

初聞の時、上手すぎて転げた!!



最後に若い愛人が妻と娘に礼をして、

遺影に向かって

「ありがとう、バイバーイ!」

と華麗に去って行く。


顔を見合わせ、手をつなぎ、アワアワする妻と娘。

騒然とする愛人達。


(おしまい)



途中途中で先生の演出が入って、

面白くなっていくことにワクワクしました。


演出ってこういう事なんだなぁと


「声に出さずに動きだけでやってみて」

「最後に一言、何か言って」


それに応えて演技をする。

何が出てくるか分からない。


最後の愛人の「バイバーイ」が最高にチャーミングだった!



もう1つのチームは大家族のお葬式で、

聞き分けのない子ども、

呆けたお婆ちゃん、

愛人が参加。


背中コントとリンクした感じになっていて、

わちゃわちゃ感が面白かった。



最後にこのお葬式を合同でやって、

2つの劇が微妙につながっている感じになりました。


「人生の縮図」は

お葬式に集まる人はその人の人生を表している。

とか、

お葬式に集まった人、それぞれの人生ある。

みたいなそういう意味だったのかな?

と思います。


ちょっと思い違いしていました。



講師の泊 篤志さんが代表をされている劇団「飛ぶ劇場 」の公演へ来週行ってきます!


楽しみ~


実は、

明日と再来週

くるめ演劇塾特別ゼミもあります。


今月は演劇イベントがいっぱい。

ほくほく。