春開催桜花賞は、両トライアルチューリップ賞、フィリーズレビュー間隔を1週ズラして施行したが、両トライアルから連対馬を使う事は無かった。
一転してオークスは、変わらないフローラステークス1着カムニャックが、オークス馬に輝いた。
さて秋開催秋華賞、両トライアル紫苑ステークス、ローズステークスは、桜花賞同様間隔を1週ずらして施行される。
即ち両トライアル優先権馬が使われるか否かが焦点となって来る。
近年オークス直行組が席巻し続ける秋華賞に於いて、オークス馬カムニャックはローズステークスを選択した。
今年の番組改革のひとつに、ダービー翌週3回東京3回阪神開催が3週に短縮され、夏季開催1週短縮によって生じた秋開催4回中山4回阪神開催が1週繰り上がり、4回東京3回京都開催は、3日間開催を含めて1週拡大される。
チューリップ賞は土曜→日曜開催、フィリーズレビューは日曜→土曜開催変化に同調した
紫苑ステークス土曜→日曜開催を、秋華賞は受け容れないだろうという予測はつく。
日曜開催を変えないローズステークス1着オークス馬カムニャックの選択が悩まされる。
一方で、この世代阪神ジュベナイル戴冠馬アルマヴェローチェ→桜花賞2着→オークス2着馬を不出走とした事は、
昨年世代アスコリピチェーノ→桜花賞2着→NHKマイル2着馬を秋華賞スキップした事から世代継承(同調)が脈々と遂行される。
オークス馬チェルヴィニアと桜花賞馬ステレンボッシュは、オークス直行を選択し、1.3着。
間を割った2着ボンドガールは、春開催NHKマイル→クイーンステークス→紫苑ステークス3着優先権。
今年のオークス馬カムニャック、ローズステークス1着優先権所持と桜花賞馬エンブロイダリー、オークス直行馬。
桜花賞、オークス出走馬の優先権は、カムニャックが所持し、オークス直行組は、
エンブロイダリーと昨年4回東京7日目アルテミスステークス1着ブラウンラチェットの2頭。
馬券の構造は、あくまでも桜花賞馬対オークス馬。
両馬に割って入るか否か、
第3の馬は、オークス直行阪神ジュベナイル1番人気ブラウンラチェット。
(回顧)
結果的にローズステークス優先権もまた紫苑ステークス同様禁断の果実だった事は、カムニャック同枠馬パラディレーヌが着順で示した3着。
馬券は、桜花賞馬エンブロイダリーとオークス馬カムニャック両馬の単勝を買って補填したが、2番人気エンブロイダリーの単勝が意外とついたので、負けずにすんだ。
桜花賞馬エンブロイダリーと桜花賞1番人気エリカエクスプレス、阪神ジュベナイル1番人気ブラウンラチェットに出番が無かったのは残念であった。


