先日、代々木の白寿ホールで行われた、
メゾソプラノ歌手稲田マキさん(以下:マキさん)
のライブに行って来ました。しかし今回はマキさんの
ご好意により、観客席ではなくカメラマンスタッフとして
参加させて頂きました。
ホールに着くとリハーサルがすでに始まっていて
マキさんの歌声が早速私の耳に響いてきました。
早速、ステージをのぞくと、普段はとても気さくで、温かく
明るい笑顔が素敵な方。
しかし、この日に会ったマキさんは、一味違いました。
ひしひしと伝わってくるオーラ、体の中から溢れ出てくる力強さ、
プロの真剣さに、こんなド素人の私に一体何ができるのだろうかと
ステージに一歩踏みだすことさえ最初はとまどいました。
目の前にある”プロの世界”にひとり雰囲気に呑まれながら、
本当に私はここに居ていいんだろうかと、今の状況を再確認
している私がいました。
さらに、顔が映らないほど強いライトにびっくり。
広いステージや施設にびっくり。
普段からカメラにおまかせの私には
想像してた以上に写真を撮るのは難しいと
本番40分程前に思い知らされました。
それからというものの、焦りながらも、オロオロ
しいてはいられないと、限りある時間を使って
少しでもマキさんらしい表情やライブ風景が
伝わるようにがんばろうと気持ちをさらに引き締めました。
観客席側から撮り始めた私は、緊張しながらも、
ステージへ。そして徐々にピアノの近くへ・・
楽譜を見ながら念入りに、表現方法について
打合せをされている姿にも私はドキドキ。
なかなかお目にかかれない場面です。
さぁ。本番30分前。
マキさんもいよいよステージ衣装に
お着替えの準備です。





