ベルギーに来てすぐの頃は、よくビールを飲んでいた。
ベルギーといえばビールの国。
色んな味のビールを楽しんだ。

が、最近はビールはほとんどのまず、ワインばかり。
ベルギーはワインの産地ではないが、隣の国がフランスやドイツなんで、美味しいワインが安く手に入る。

ワインを飲み始めた頃は、白ワインで甘めのものが好きだった。赤ワインは渋みが苦手であまり飲めなかった。
(典型的な「ワインを飲みなれていない人」↑)

その頃、美味しい!と思ったのがこちら。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/62/a9/manaminpp/folder/1529498/img_1529498_48840375_1?1237727180

ゲヴュルツトラミネール。
アルザスのワインで、複雑な香りがする。本には「スパイシーな香り」とか「ライチの匂い」とか書いてある。味わいは甘い。

それから頻繁にワインを飲むようになって、すごく『美味しい!』と思った↑のワインを再び飲んでみたが、あまり美味しく感じられない。あれ?こんなに甘かった?と不思議に思う。
色んな生産者のゲヴュルツトラミネールを飲んでみた。
微妙な違いはあるものの、どれも複雑な香りで、やはり甘い。甘すぎる感じがした。
どうやら、ワインに飲みなれてきたらしく、普通の食事の時に甘口のワインを飲むのに違和感を感じるようになってきた。
白ワインなら、辛口でさわやかなリースリングのほうが好きになってきた。

それから今は赤ワインが好きになった。
気のせいか、赤ワインを頻繁に飲むようになってから、風邪を引かない!今まで月1で引いてたのに!
前は苦手だったあの「渋み」も、「渋い」から美味しい、と魅力の一つに思えるようになった。
だから、以前は渋みの少ないブルゴーニュのワインが好きだったのが、今はどっしりとして、タンニンも強めのボルドーが好き。

お友達に、美味しいと教えてもらったchateau montusというワイン。後でネットを見て知ったのだが、トム・クルーズがこのワインのファンで、自家用ジェットで買い付けにくるらしい。
montusを買いたかったのだが、行ったワイン屋さんにmontusはなくて、代わりに同じ生産者が作っているchateau bouscasseというのを店員さんが出してくれた。ネットで見たら、montusより若干安い。
2003年のchatesu bouscasseをワイン屋さんで12ユーロで購入。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/62/a9/manaminpp/folder/1529498/img_1529498_48840375_0?1237727180

昨日の夜、開けてみました。
まず、ものすごくいい匂いに驚いた。
濃厚で、グラスを回すと、ねっとりとした雫がグラスを流れる。
味もまろやかですごく美味しかった。
今まで飲んだ赤ワインで5本の指に入る美味しさかも。
(*ワイン暦、たった半年なんで、あてになりません)
でもアルコール度が普通のワインよりちょっと高めの14パーセントで、すぐに酔っ払ってしまった。

これだけ美味しくてたった12ユーロ。
今度このワイン屋さんに行ったら数本買いだめする予定です。
montusのほうも早く試してみたいなあ。