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さて酵母の続き。
あんまり酵母の話ばっかりしつこくてすいません。

さて前回は臭い匂いの生地を作ってしまって、失敗した話でした。

中種を作るときに、膨らむってことは、菌はちゃんとできているはずなのだ。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/62/a9/manaminpp/folder/1590861/img_1590861_46927412_0?1227791733
こちらが中種。
りんごから取った酵母液と小麦粉を同量であわせたもの。ぶくぶくしてるのが分かるでしょうか。

問題は粉の配合とみた。
うちの量り、どうもいい加減な感じがするもん。

そしてまた同じ菌と、この菌をもとに、更にりんごジュースで増やした菌を混ぜてまた生地を作ってみた。
今度は生地を作ってるときに、あの嫌なげろ臭はしない。
前回は手にくっついて扱いにくかったけど、今回はちゃんと生地っぽくなってるし、これは期待できる!!
発酵マシンに入れておいた。

・・・・が、またしても失敗。

数時間後に発酵マシンから取り出してみると、あの嫌な匂いが。
生地もだらーんとのびて、手にくっつく。ネットで調べたら、これはどうやら発酵しすぎ。これが問題でしたか!!!このマシンが!!
天然酵母はデリケートなので、温度に敏感。
生地を作ったら、あんまり熱いところに長時間置いてはいけないようだ。
発酵マシンの出番じゃなかった!

まったく、天然酵母とは扱いにくい。
イーストだったら、発酵マシンに40分も置いておけば綺麗に発酵してくれるのにさ。
天然酵母は温度、湿度、粉の配合、発酵時間、全てにおいて気をつけないといけないらしい。

こういう扱いにくい女っているよね。
でも私は扱いやすいイースト菌タイプだわ、なんてくだらないことを考えたりしつつ、しっぱいした臭い生地を捨てる。もうゴミ箱を開けたくないぐらい臭い。

めげずに第3弾。
中種を作って、小麦粉とあわせてこねこねする。
今度は1次発酵を室温(20度前後)で7時間。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/62/a9/manaminpp/folder/1590861/img_1590861_46927412_2?1227791733

発酵前



https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/62/a9/manaminpp/folder/1590861/img_1590861_46927412_3?1227791733
発酵後(穴があいてるのは、私が指で押さえたため)

はい、うまくいきました♪

ベンチタイム20分を挟んで、成型し、2次発酵。2次発酵は2時間置きました。

「大きさが2倍になったら発酵終了」と書いてあるけど、これって2倍もあるんかなあ・・・とおもいつつ、出張帰りの旦那に「くさいくさい」言われるのはいやだし、帰ってくる前に焼くなら今しかない、と焼いてみました。

すると、綺麗な田舎風パン(カンパーニュ)ができました~。
あー、本当に嬉しかった!!私でも作れるもんなんだねえ。

焼きたてを切って、ふーたんと食べた。
カリカリしてて、中はもっちりで美味しい~♪
ふーたんが何度も食べたい、というので結構食べられてしまった。
「なんか美味しくない」と一口で止められたパンのことを思うと、「もっと!」とせがまれるほうが嬉しかった。