イメージ 1

イメージ 2

旦那が火曜日の夜、パリに出発した。
出張と言っても劇短出張で、火曜の夜は機内で一泊、水曜パリで一泊してもう木曜日の夜にはギニアに帰ってくる。

パリ、いいなあー、とても羨ましい。
でもまあ旦那がいない、ということを最大に活かして!楽しむことにします。

旦那がいないからできる楽しみ。

それは、普段食べれないものを食べること!


私は食べたことない食べ物を食べてみるのが大好き。
元々、食べるのが好きだし、せっかく海外にいるんだから、日本で食べれないものを食べてみたい。
でも旦那は外で食べるのが嫌い。外で食べるのが嫌いだし、ましてやアフリカ料理なんてできれば食べたくない、みたいなことを言っていた。(彼は、外食したらお腹を壊してしまうというのもあるけど・・)

朝はできたてのクロワッサンを買いに行こうと思っていた。
朝6時半ごろ、息子にたたき起こされると、外は大雨。
仕方なく、前に買って冷凍していたクロワッサンを焼いて食べる。
8時半になると、雨も止んで、家の前の洪水もおさまっていたので、クロワッサンを買いに行く。
すると、1階の大家親戚の運転手であるイブラヒマも、おばさんに頼まれてクロワッサンを買いに来た。

イブラヒマ「なんで君の旦那は君をおいてパリに行った?なんで君も行かないんだ?」
私「私も一緒に行くお金はないから」
イブラヒマ「じゃあ旦那がいない間に君と僕が・・・」
私「何言ってんのよ!」

イブラヒマはお調子者でいつもバカなことばかり言ってる。見た目は35ぐらいだけど、実は24歳。ふけ顔だ。

今日はパン屋さん、大盛況で、ちょっとハイソな感じのギニア人がいっぱいクロワッサンを買いに来ていた。

買ったクロワッサンを息子と半分ずつして食べた。朝から食べ過ぎて胃がもたれた。

昼は日ごろから気になっていたセネガル料理の店に行きたいと思っていた。
ここのリーグラ(西アフリカ一帯で食べれる脂っこいご飯)はコナクリ1ウマイと日本人の間では評判の店だ。でもこのオーナーが今セネガルに帰っているとのうわさを聞いていて、行くとやはり閉まっていた。仕方ないので街にあるシャワルマ(アラブのサンドイッチ)の店で食べようかと思い、運転手にその場所を告げた。運転手に、旦那はアフリカ料理が好きではないから、旦那のいない間にアフリカ料理が食べたかった、というと、街に他の店を知っている、と言う。その店は旦那と旦那の会社の現地スタッフが以前一緒に食べに行ったというセネガル料理の店。
店についた、と運転手が言ったとき、どれが店だか分からないようなところだった。
中はとても小さくて、4人がけの机が5つぐらいあるだけ。小さい窓しかなく、薄暗い。
でも店は結構繁盛していた。
私は誰も座っていないテーブルに座り、プーレヤッサ(鶏肉と玉ねぎの料理)と迷ったあげく、鶏肉の赤いリーグラを注文した。(赤はトマトの赤で、白いリーグラ、というのもあった)
サラリーマン風のギニア人男性が店に来て、私の向かいに座った。
その後、警察官とその連れの2人組が私の隣とはす向かいに座って、私のテーブルは埋まった。
警察官が隣にいるのがなんだか居心地悪かった。

味は・・・・悪くない。なかなか美味しい。でも脂っこいので最後はやはり飽きてくる。
水がテーブルに置かれていたが、水道水の予感がしたので、ファンタを注文した。
ファンタとリーグラで9000ギニアフラン。結構高い。日本円で200円もしないけど。

店から出て、車に乗った。
ふと、肩に何かがいる気がして見た。







おおおおおぉぉ!






手で払いのけた。
それはちっちゃいゴキブリだった。
いつから私の肩にいたのだ?
店の中薄暗かったけど、まさか料理に入っていたんじゃないだろうな。
まさか食べちゃったとか・・・・。それはちょっと勘弁してほしい。
考えてはいけない。
終わったことは気にしない。それが私のモットーだ。



夜は、スーパーボボで買った、ホモスとレバノンパン。
ホモスはレバノン料理(他のアラブ諸国でも食べれる?)で、ヒヨコマメをつぶしてペーストにして、練りゴマが入ったもの。ちょっと酸っぱい。
うちの大家(レバノン人)のうちで食事をさせてもらうとき、いつも必ず出てきて、初めて彼のうちで食べたときからホモスのファンだ。ホモスだけでなく、レバノン料理はどれも美味しい!でもうちの旦那はこれもダメらしい。「僕は日本人だから」だって。
まさか缶詰で買えるとは思ってなかった。しかも5920ギニアフラン(100円ぐらい)とは超安い。

缶詰のホモスにオリーブオイルを混ぜて食べた。
味のほうは・・・・。まあまあ美味しい。でも大家のうちのホモスほど美味しくはない。
ホモスとアボカドとトマトのサラダでベジタリアンな夕食で一日を終えました。

(写真1:リーグラ。ご飯のお皿におかずをのっけて食べるのが現地流)
(写真2:ホモスの缶詰)