
そんなときにタイムリーな話題。ギニア人はサッカーが好き。
ギニア人っていうか、多分西アフリカ全体的にサッカー熱が高いんだと思う。コートジボアールにしても、ガーナにしても、セネガルにしてもアフリカの強豪。ギニアのナショナルチームも決して悪くない。アフリカカップ(アフリカ大陸のサッカーの大会)で結構がんばってたし。このアフリカカップの時なんて、ほんとにコナクリ中、猫も杓子もサッカー観戦だった。うちのアパートで働いているギニア人は、1階のオーナーのうちのテレビに釘付けで仕事なんてしていない。ギニアチームが得点すると、家の中で締め切っていても「ワー!!!」とでっかい歓声が外から聞こえてくる。チームが勝ったらもう大変。外は大盛り上がりで、みんなギニアの旗を持って走り回っている。
そして、ギニアは大人も子供もサッカーをする。
日本ならちゃんとサッカー場でサッカーをするが、ここはサッカー場もあんまりないし、その辺の道でやっている。あんまりでっかい道ではしてないけど、それでも車が通る道でしている。ゴールは60センチぐらいのちっちゃなゴールを使っていたり、それも無いときは、石を二つ置いてゴールにしている。ボールも立派なボールでサッカーをしている人たちはほとんどいなくて、ぼろぼろだったり、小さかったり。サッカーはボールさえあれば楽しめるスポーツとは本当だなあ~と関心する。野球はルールも難しいし、道具はいるし、こりゃなかなか世界中に普及しないはずだ。
それにしても道でサッカーとは、危なくて仕方が無い。車で走っていたら急に子供とボールが飛び出してきたりする。息子をベビーカーに乗せて歩いていたら、道でサッカーをしていて、危うく息子にボールがぶつかるところだったし。道でするならせめて歩行者と車の邪魔にはならないでほしい・・・・。っていうか、気をつけてほしい。夢中になりすぎ。
この前、パリからコナクリに帰ってくるとき、ギニアのナショナルチームの監督(フランス人)と同じ飛行機だった。チェックインするカウンター付近で彼を見て、旦那と「彼は絶対ビジネスだろうねえ~」と話していたら、私たちと同じ、エコノミーにいた。私用でフランスに帰ったのか、ギニアはエコノミークラスしか旅費を出さないのかは分かりませんが・・・。
(写真:サッカーボールを持った男の子の写真を撮ろうとしたら、他の小学生もついてきた)