
2年前、初めてこちらに来たときと比べて、うちの周りにアパートがどんどん建てられている。
こういうアパートは、大抵レバノン人が作ってて、ギニアに住む外国人向けのもの。
ちょっとした「ギニアの田園調布」みたいな感じもする。
でも、こちらに来た時からずっと気になってて、今も変わっていないのがビルの建て方。
かなりしょぼい、と思う。建築のプロじゃないけど、日本じゃありえない~って私でも分かる。
例えば、建築するときに、天井部を支える仮の棒がくねくねに曲がった細い木。
この写真の建物は、柱に鉄の芯(なんと呼ぶのか分かりません。すいません)が入っているが、多くの建物が、ブロックを積んで、セメントで固めただけのものや、それにタイルを上から張ったものだったりする。しかも、この前近所で建設中の建物を注意してみたところ、そのブロックというのも日本のような綺麗なブロックではなく、穴が開いてたり、欠けてたり、1メートル上から落としたらぼろぼろに崩れてしまいそうなシロモノ。そもそも日本のブロックが今までは綺麗とも思ってなかったけど、これを見たら日本の物の質の高さが分かった。質が高い、というか、あれが当たり前と思うのだが。
これじゃあ地震が来たらひとたまりも無いなーと思う。多分、うちのアパートもやばい。
ギニアは地震がほとんど無い。少なくとも、私が滞在中は1度も無かったが、以前に一度あったという話も聞いた。
せめて私たちの離任まで、地震は起こらないでほしいと願うのであった。
(写真:うちの隣に建設中の建物)