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週末はテニスをしている。
こちらには娯楽というものがあまりなく、テニスをするぐらいしかすることがない。ボーリングとか得意だし、あったらかなり嬉しいのだが。男性はカラオケに夜行ったりするが、こちらの「カラオケ」は中国人が経営していて、水商売のおねえちゃんがお酒を注いで~というところなので、私はギニア滞在中1度も行った事がない。
テニスの話に戻る。
私はこっちに来て、初めてテニスをした。
テニス暦は半年ぐらい?かな。なかなか上達しない。まあ、もともとどんくさいし、体育は学生時代「3」以上取った事がないので上達が遅いのもある意味予想通り。それでも毎週末、懲りずに日本人の皆様とテニスをしている。テニスはホテルにあるテニスコートでしており、ここのコート専属のコーチがいる。その名はモハメッド。モハメッドとカマラはギニア人に多い名前だ。それはさておき、このモハメッドだが、今まで知っているギニア人の中で最も短気な男だ。私の相手をしていると、私はどんくさいし、上達が遅いので、見るからにイライラしているのがわかる。眉間にしわ寄せたりして。「チッ」という声が今にも聞こえそうだ。私は心の中で「ごめんねー、モハ・・・」と思いつつ、またミスる。何度も私のところに来ては、「違う。ここでこう打つ」と手を取り指導。分かっちゃいるけど、うまくできない。ネットに当たって入らないことが続くと、「アゲロ、アゲロ!」と言う。ずっと日本人とプレーしてたので日本語を少し覚えているのだ。「もっとボールを上げろ。」ということ。試合中、彼は審判をする。何ゲーム取ったか、フランス語でcombien?(いくつ?)と聞いたら「ニーイチ(2-1)」と日本語で返ってきたりする。モハメッドとチームを組んでダブルスをすると、サーブを打つとき、私のところにボールが来たときなど、いちいち「allez!(行け!)」と言ってくれる。ほめてはくれないが、とりあえず、アウトにならずにあいてコートに返ると、「OK!」と言ってくれる。はやくほめられるようになりたい・・・。
彼の短気さは私だけに限ったものではないらしく、イギリス人ママ友がかつて、モハメッドに指導してもらってたら、「彼、だんだんイライラしてくんのよねー」と言ってて笑ってしまった。彼の短気さには愛情すら感じる。最近、彼の眉間にしわがよると、「あ、まただ」と思ってわらけるようになってしまった・・・。

今日はテニス大会でした。
そしてなんと!2位でした~。といっても9名中だし、私はハンデもらってのプレイだったのですが。それでも2位は嬉しいもんです。モハのおかげで少しは上達したんだと思います。

(写真はモハメッドコーチ。これでも24歳、嫁さん募集中)