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ギニアには沢山の部族が住んでいる。
主なものが、スースー族、プラー族、マリンケ族の3つ。この辺でギニア人に、どこの部族か聞くとたいていこの3つのどれかの答えが返ってくる。前に一人だけ、知らない部族の人がいたけど、忘れてしまった。

私のような日本人の目から見たら、それぞれの部族をぱっと見での違いは分からないが、彼らは見たらすぐに「こいつはXX族」と言い当てる。日本人が中国人や韓国人とは見た目が違う、って言っているようなもんかな?と私は思っているけど。

では、それぞれ3つの部族はどう違うのか。
それぞれの部族の人に特徴やらを聞くと、皆違った答えが返ってくる。
ま、早い話、自分の属する部族が一番だと言いたい訳である。
マリンケに言わせると、マリンケは見た目強そうで、かっこいいらしい。
スースーとマリンケは見た目は若干わかりにくいが、プラーは強そうではないので分かる、とのこと。
マリンケはギニア、リベリア、シエラレオネなどにも住んでいる。

一方、プラーであるが、インテリ層が多いという話を聞いたことがある。
この人はギニア人の中では結構賢い人だ、と思える人が一人いて、その人は確かにプラー。日本語ぺらぺら。ぺらぺらといえば、サンコンさんは何族かな?話がそれてしまった。体格でいうと、確かに背の低いプラーの人をバリさんを含め、何人か知っているが、195センチの長身のプラーにも一度会ったことがある・・・・。プラー族はセネガルにも住んでいるとのこと。

スースーは見た目のことはあまり聞いていないが、ギニアの首都、コナクリに多く住んでおり、話し方が粗野というか、がーがーしゃべるらしい。ギニアはフランス語が公用語だが、コナクリでは大体の人がスースー語も話せる。下に住んでいるレバノン人のおばちゃんでもスースーを話していた。これはいかにコナクリにスースーが多いかを示していると思う。他の国にスースーが住んでいるかどうかは不明。とりあえず、うちの運転手(マリンケ)の話だと、スースーは他の国にはいないということだったが、ゼロではないと思う・・・。

マリンケで「こんにちは」は「タナマシ」。
プラーで「こんにちは」は「(ン)ディアラマ」。
スースーで「こんにちは」は「タナモリ」。

こんにちはだけは3つの部族の言葉で知っているので書いてみました。マリンケは前の門番が色々と教えてくれたので知っているが、他の部族の言葉はあんまり知らない・・・。

マリンケ、スースーの人の写真を撮ってみました。
やはり私には違いを見極めることはまだできません。

(写真1:うちの運転手。マリンケ族)
(写真2:スースーの男たちにだっこされる息子。相変わらず、息子は人見知りが激しい)
 *プラーはバリさんを参照してください。