
ギニアの人は貧乏でも明るく楽しい。子供が大好きで1歳の息子と歩いていたら超現地人がかまいにくる。子供に優しいので子供育てるにはいいところかも。みんな明るいんだけど、特に目立ってすごいのがうちのメイドのバリさん。男だからメイドじゃなくてスチュワートとかっていうのかな?「家にメイド!」なんて言うと、花輪くんのような金持ちみたいだけど、途上国では普通。カンボジアにいたときもそうだった。
で、バリさんは、推定年齢60歳。何度も彼の年齢を聞いたのだが、「20」とかわけのわからん数字が返ってきて、よくよく聞いてみたら彼の息子の年齢だったり、質問の意味を理解してもらえないので、旦那と私の間で「60ぐらいだろう」という話でおさまった。いつもテンションが高く、普通のギニア人の2倍、日本人の5倍ぐらいあると思う。そして何といっても彼は、「気が利いていて間が抜けている」そのものの人。
例えば、いつもは掃除しない机の上を布巾で拭いていて、感心していたら、よくみたら靴磨き用の雑巾で拭いていたこと。(一層汚れるでしょー)
5000フラン渡して「マンゴー買ってきて」とお願いしたら、5000まるまる使って山ほどマンゴー
を買ってきたこと。(こんなに食えない・・)
たわしが欲しくて、でも何とフランス語でいうか分からなくて「こんな感じの・・」と手でイガイガした感じを表現したら、パイナップルをこれまた山ほど買ってきたこと。(食べれないって!)
(私が出産で日本に帰っているときの話)旦那がバリさんにご飯の炊き方を教えて、炊けたら冷凍庫に冷やしておいて、と頼んで、夜家に帰ってきて冷凍庫を見たらジャーごと冷凍庫で凍らされていたこと(食えねーよ!)。
「ラップに包んで凍らすんだよ」と教えたら、今度は包み方がおかしくてラップの先をクルクルネジって凍らしたものだから、レンジで解凍したら取り出すときにラップが開いていて取り出しにくかったこと。
熱を出して寝ていたら、冷蔵庫から冷えたチョコレートをもってきて額にのせてドロドロに溶けてしまったこと(←これは前にここに住んでいた人の話だけど、ネタじゃないか?と疑ってしまう。でもバリさんならありえる・・・・)
息子がハイハイしてたら、向かいで仰向けにごろんと転がってあやすこと。。。
数えだしたらきりがない。
失敗を色々やらかす人だけど、明るいキャラクターのため許せてしまう・・・。バリさん。
(今日写真を撮りました。Tシャツは私たちからの日本のお土産。あんなに日ごろ笑っているのに写真のときは笑顔なし(笑))