こんにちは
2019年7月19日(金)に新海誠監督 最新作「天気の子」が公開されました。
偶然、この日は雨でした。
エモい…笑
公開初日に観に行きましたが…
個人的な感想としては
君の名は。がなかったらもう少し感動できたのかな…？
という感じです。
2回目は観に行かないと思います。
ですが、いろいろと調べるとかなり評価は高いようです。
私の価値観は世間とかなりズレているようなので、これから辛口コメントを言っていきますが気にしないでください。笑
ここからの感想はネタバレがあるので、気をつけてください。
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
まず、良かったと思うところですが…
▶︎作画
▶︎劇中歌
作画は相変わらず綺麗です。画を目的に映画を観にいってもいいくらいだと思います。
今回は天気がテーマになっており、言の葉の庭を思い出させるような絵が多かったです。しかし、言の葉の時とは少し描き方違うようにも思えたので、面白いなあと思いました。
2点目は劇中歌です。
今回も君の名は。同様にRADWIMPSが監修しています。
新海さんが曲に合わせて画を変えることもあるらしく、とてもマッチしていて良かったと思います。
また、オーディンで選出された三浦透子さんの声もとても良かったです。
変な言い方かもしれませんが、透明感が増しました。笑
ということで…
今からは辛口コメントタイムです。笑
先に言わせてほしいのですが、私は新海誠監督の作品が大好きで、秒速や言の葉の庭のような作品がお気に入りだということです。
さて、少し引っかかった部分としては
▶︎君の名は。と同じような部分が多い
▶︎感情移入しきれない
▶︎スポンサーがグイグイきすぎ
▶︎リピーターを作るのに必死
といったところです。
１つずつ説明していきます。
君の名は。と同じ部分が多い、というのは具体的には、構成・描写・セリフ・曲といったところです。
まず構成です。
君の名は。も、天気の子も
男女が出会う→ピンチ訪れる→男が女を救うためにもう一回会いに行く(やたら走る)→なんやかんや再会
です。
これくらい大雑把なあらすじにしてしまえば、どの映画もこのような流れになるのかもしれません。ですが、描写も似ているので、君の名は。を思い出さずにはいられませんでした。
例えば、神主さんに話を聞くシーンや走るシーンは「うわぁ、既視感〜〜」ってなりました。笑
また、君の名は。はストーリーが複雑だったのに比べて、天気の子はかなりシンプルだと思いました。
わかりやすくなったという意味ではいい点かもしれませんが、私はそれを深みのないストーリーになったと感じてしまいました。
セリフも、「あれ、似たようなセリフ聞いたことあるねんけど…」ってなりました。
特に気になった所としては
「あんた今…泣いてるよ」(cv平泉成さん)
「これが、今までで一番美味しいご飯だった」(cv醍醐虎太郎)
これが
「あんた今…夢をみとるな？」(君の名は。)
「今が一番…幸せかもしれない」(言の葉の庭)
とダブって聞こえました。
２つ目に関しては、私が言の葉の庭をみすぎているからということもありますが、１つ目に関しては、もう一緒です。言い方とかもろもろ。
勿体無いなあと思いました
あと、曲ですが、構成・描写が似ていたら曲も当然気になってしまいます。
RAD曲はすごくいい曲なのに、あー全部一緒か。って思ってしまいました。
世間にあまり知られていないアーティストの方が良かったのかなあ、と思います。
まあ、その人がRADのように素晴らしい音楽を作ってくれるのかは分かりませんが。笑
さて、2点目は感情移入しきれないという点です。
まず、帆高が家出する理由に納得がいきませんでした。
家庭でちょっと…や、光に導かれて…などと言っていますが、そんなんで家出できるか！？警察から逃げ続けようと思えるか！？と思いました。
ひなさんを助ける、となってからは、「おー頑張れ〜」とは思えましたが、それ以前の所で引っかかってしまいました。
ラストの描写などで、それまでの疑問点を丸め込まれた感が否めません。
あと、今から説明する、天気の子の気になった部分は新海さんとは別の所です。
そう、スポンサーです。
公開前からCMがすごかったですが、劇中でもこれでもか！って位出てきました。
リアルさが増すという意味ではいいのかもしれませんが…
作品から浮いてましたね。
あと、リピーターを増やして稼ごうという大人たちの企みをたくさん感じました。これまた新海さんとは別の所ですね。
例えば、映画が上映される直前に、劇中にソフトバンクの白戸家のお父さんが二回出てくるから探そう！という動画がありました。
君の名は。出ていたキャラクターを探すのとは何か違いますよね？
(よつは・てっしーたちどこで出てきた？笑)
うーーん…仕方ないのかもしれないけど…
あと、来場者限定の待ち受け用壁紙です。
これ、期間によって壁紙が変わるようです。
何回観に行かないとあかんねん…
うーーーん、喜ぶべきことなのか…？笑
さて、これくらいでしょうか。
天気の子も、新海誠監督の作品です。
どの映画にも、人によって合う合わないがあります。
私は、今回見終わった後に、今までの
これまでの新海さんの映画を見た後に感じた「なんかわからんけど哀しい…」や「どういう風に捉えたらいいん？誰か教えて…小説読めばわかる？」みたいな感じになりませんでした。虚無感っていうのかな？映画見た後の余韻とかもそんなに無かったですね…。
だから、あまり感動もしませんでした。
私は、新海さんの映画の中でも、秒速や言の葉の庭などの、ファンタジー薄めの作品が好きなようなので、より日常に近い作品をみたいなと思います。どうせどんな作品でも絶対公開日に観ますけど。笑
天気の子も、面白くないわけではありません。
ただ、私には合わなかった、ということが言いたかったです。
読んでいただいてありがとうございました
じゃあね〜