こんばんは。manaです。

見つけて読んでくださりありがとうございます。

 

平成最後の9月も、あと数日で終わり。

雨ばかりでスッキリ晴れた日が少なかった気がします。

すっかり朝晩は涼しくて、秋物を引っ張り出している今日この頃。

そろそろ買い物も行きたいぜ・・・。来月の旅行用もかねて。

 

さて、今回は続々と終わりを迎えたカキ氷2018夏ドラマカキ氷の感想記事です。

私のことだからきっと長くなるはず。

なので、ご興味ある方だけ覚悟してLet'sスクロール!!笑

俳優への敬称略します。また、一部ネタバレ含むのでご注意!!)

 

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◆絶対零度~未然犯罪潜入捜査~

ベトナムで殺されたと思われていた桜木(上戸彩)が生きていた・・・というのは想像通りで、かつ、最終回は「雑」と言わざるを得ない展開。結局は、警察上層部の闇との対峙となったのだけど、なんだろう黒幕があっけなくて物足りなかった。せっかくの上戸彩が勿体ない。

でも、沢村一樹がただのエロ男爵やおちゃらけた可愛いおじ様ではなく、キレッキレのアクションも心に闇を抱えたサイコっぷりも最高にかっこいい一人の俳優だという魅力は十二分に伝わったドラマ。

 

◆健康で文化的な最低限度の生活

“生活保護”をテーマとした社会派ドラマ。前にも言ったけど、私はこの原作漫画を全巻読んでて、ドラマ化をかなり期待してた。が、しかし民放プライムタイムの制約があるのか、原作のようなもっと胸をえぐられるようなダークな現実味はややマイルド仕上げ。仕方ないかな。

内容とタイトルのとっつきにくさをカバーするためか、キャストは今まさに旬な方々を使っているのに、活かしきれずまぁ勿体なかった!!

 

そもそも、えみる(吉岡里帆)の「勉強不足なのにやる気ばかり先行する」キャラ設定が共感しにくく、かつ、演出(映画の字幕のような心情描写や、みょうに明るい元・受給者の阿久沢さん)もなんだか空回り。シリアスな展開の中に時折ひょっこりと入ってくる、田中圭演じる京極係長の少年のような笑顔と、原作よりイケメンに変わった井浦新演じる半田さんの小ボケに癒されるかと思いきや、正直いらないとさえ思えてしまう。

 

全体的にどういう風に見せたいのか、いまいち軸が見えない演出になっていたと思う。

生活保護を取り巻く1話1話のテーマはいいのに。本当に勿体ない!!!!

でも、プライムタイムでセンシティブな“生活保護”という題材を取り上げたことで、もしかしたら自分の日常にも無関係じゃないかもしれないという目線を与えられたなら、功績は大きい。

 

◆義母と娘のブルース

良一(竹野内豊)が亡くなった後の9年後を描く後半。みゆき(上白石萌歌:子供時代は横溝菜帆)は、良一譲りのおっとりと優しい高校生に成長していた。すっかり自他ともに認める母親となった亜希子(綾瀬はるか)は、卒業後の進路をはっきりとしないみゆきにビジネスの尊さを教えようと、商店街でつぶれかけているパン屋「麦田ベーカリー」に再就職し、経営再建に奮闘する。

 

第1話は亜希子のキャラクターやコミカルな部分に「?」ぽかーんとしてしまってたけど、気が付けば亜希子の虜。5話の良一の葬式でのシーンや、最終話の亜希子の過去とみゆきを育てることで不遇な子供時代を過ごした自分を育て直しているというくだりは、ただのドラマのいちキャラクターである亜希子に感情移入しまくって号泣してしまった。

 

回を重ねるごとに、亜希子の「ただの仕事をこなしまくる“機械”」から「愛を知り血の通った“人間”」へと変化していくさまを私たちは目の当たりにし、亜希子を見事に演じきった綾瀬はるかってやっぱりすごいんだ!と見せつけられたドラマだと思う。

 

※ここの店長の告白シーンとても良かった・・・

 

※みゆきを見る大樹。みゆきが好きすぎてみゆきしか見えてない(笑)

 

また、パン屋の店長・麦田(佐藤健)やみゆきの幼馴染の大樹(井之脇海)、そして宮本家を温かく見守る不動産屋の下山さん(麻生祐未)・・・といった亜希子とみゆきを取り巻くキャラクターのセリフもいちいち良かった。

見事にベーカリーを再建し、有名コンサルにヘッドハンティングされた亜希子はいつか東京に舞い戻って麦田の元に帰るかもしれないし、晴れて大学生&一人暮らしデビューのみゆきは大樹に守りに守られて、最終的に結婚してほしいとさえ願っている・・・(笑)。

たかがドラマの話なのに、気が付けば私は下山さんのように宮本家をずっと見守り応援してきたサポーターの気分となり、これからも亜希子とみゆきがどこかで生活を営んでいるような気がしてしまう。

 

それもやはり脚本の素晴らしさなんだよね。演じられるキャラクターとセリフに矛盾がないからか、伏線もしっかり回収。ラストに流れるMISIAが歌う主題歌「アイノカタチ」も本当に良くて、最後まで納得感があって、感動して観ることができるドラマだった。

あの終わり方だと、続編あるかもね~!

 

◆高嶺の花

どうしても相手役の男性とストーリーが受け付けなかったので途中離脱。

でも、石原さとみがハンパなく美しかった。以上。

 

◆ハゲタカ

途中離脱・・・綾野剛は好きなのに。

なんかハマらなかったんだよね。

 

◆グッドドクター

山﨑賢人ってかっこいいだけじゃないんだ!と改めて感じた。

最初は湊(山﨑賢人)に対する風当たりも強くて、上司のベテラン小児外科医・高山(藤木直人)からの叱責を始め、少し目を覆いたくなるような同僚のレジデントからの暴力的な描写もあったんだけど、エピソードごとに彼らの心を救っていき、いつの間にか認められて味方になっていて安心した。夏実(上野樹里)は一環として湊を温かく見守る存在で、それが救いだったなぁ。

 

ただ、病院の金がらみの問題とか、正直尺の無駄かなと。直接的に湊が外科医として活躍する部分がなくて、より小児外科医として育てられている姿を描いてほしかったなと少し残念。コミュニケーション能力の低さを表すという点で、主人公の湊がサヴァン症候群である必要性は、正直ドラマを観ててそこまで感じなかったんだけど、これは脚本の問題なのかしら。

でも、一つ一つ丁寧に描かれるエピソードはとても良く、特に第8話の「きょうだい児」のエピソードは自分と重なる所があって、胸に響くものがあった。脳性まひの兄を持って31年生きていて、このドラマで初めて「きょうだい児」って言葉を知ったよ。

 

あとこれはただのボヤキだけど・・・

こういう医療ドラマにありがちなんだけど、なぜエースは一人しかおらぬ。笑

他の医者は何してんねん!という突っ込みを入れたくなる。もちろん視聴者の不安をあおる演出もあると思うけど、『コウノドリ』みたくいろんな一人一人が独立でも判断できるチーム医療のドラマが観たい。(あ、そもそもそういう内容のドラマじゃないね笑)

 

◆チア☆ダン

途中~中盤までのチームができていくまでがとてもよかったけど、最終話手前でありがちな大事な日の前の怪我などのエピソードはお涙ちょうだい的で、少し気持ちが白けてしまった。

あと、メイン以外の部員のキャラクター活かせてないし。「日本舞踊の家元の娘」とか「陸上部兼任」とか・・・。なんだったの、その設定。そして何より、ド素人たちがどうやって大会上位までのし上がったのか、という点にもう少し焦点を当てて、納得感が欲しかったかな・・・。

そういう気持ちもあったので、最後の大会でアメリカ進出は叶わなかったというラストは逆にリアリティがあって私は良かったと思う。

 

でも、日々他の仕事も忙しいであろう女優さんたちが本気で向き合ったダンスは圧巻だった。爽やか!VIVA青春!!の一言に尽きる。また、みなぎる若さの中にひょろっと表れ、癒しを残していくオダギリジョーを久しぶりに拝めて、わたしゃそれだけで満足。笑笑

 

◆dele

dele.LIFE」という、「依頼人の死後、パソコンやスマホに遺るデジタル記録を内密に抹消する」業務を請け負う会社を舞台に、人を少しだけ優しい気持ちにさせる真柴祐太郎(菅田将暉)とクール&合理主義だけど実は少し情深い所長の坂上圭司(山田孝之)、そしてその2人を支える圭司の姉で弁護士の舞(麻生久美子)の3人が、依頼人の悲喜こもごもに巻き込まれる1話完結のヒューマンドラマ。

 

もう一度言う。今期1番好き。

世界観とスピード感、深夜枠ならではのブラックさ、何より山田孝之菅田将暉麻生久美子という最強の三つ巴。

まるで短編映画を毎回観ているような、話の秀逸さと映像のクオリティだった。

あと、山田孝之という俳優への圧倒的信頼感。どんなキャラクターでも美味しく調理してくれて、もうたたずむだけで世界ができてしまう。

そして、菅田将暉というどんな世界でも染まって、スパイスを添えてくれる最高のバディ。何考えてるかわかんないやつ、を演じさせたら右に出るものいないんじゃないか。笑

この二人が演じるキャラクターも、背景が複雑で「もっと知りたい」という好奇心をワクワクさせてくれる。劇中で少しでもキャラクターの意外性が出ると(圭司が音楽オタクなとことか、裕太郎がアクション強いとことか)、たちまちギャップにやられてもっと好きになってしまうのだ。

 

ストーリーも「何なの?次どうなるの!?」って思ってたら、あっという間に引き込まれてエンディングを迎えてしまうような疾走感あふれる展開も、観ていて気持ちよかった。

人間の奥底のドロリとした感情を覗いてしまった後味の悪さ、でもそこから見える希望。無論、キャストの演技力は申し分なく、かつ、脚本と演出がパズルがピタッとはまるかのように一体となっていて、光と影の対比をイヤミなく描いている。

 

もう、さすが。かっこよすぎてぐうの音も出ない。

百聞は一見に如かず。とりあえずみんなネットポータルでもレンタルでもいいから観て。

 

余談ですが、本当に本当に麻生久美子さんが美しすぎて。

「未来のミライ」の宣伝で、星野源ANNにも出てましたが、素はとてもチャーミング。

芸能界きっての有名スタイリストの伊賀大介さんを夫に持ち、2児の母ですよ。

妻でも、母でも、いつまでも女として可愛らしく美しい。

私もこんなあふれ出る艶を全身にまといたい。(女として努力しろ)

 

◆サバイバル・ウェディング

結局観なかったーーー。笑笑

 

◆ヒモメン

結局観なかった―ーー。

 

◆この世界の片隅に

正直戦争ものって苦手意識あって、最初は観ようか迷ってた。でもこの作品は戦禍の中でその人らしく生きることに焦点を置いていて、観るたびにものすごく引き込まれた。

おっとりとマイペースなすず(松本穂香)と夫の周作(松坂桃李)のやりとりがいじらしく、また二人が暮らす呉の集落の登場人物も皆愛すべきキャラクターで誰一人欠けては成立しない物語だった。だからこそ、この幸せな光景を壊す空襲のシーンや原爆で焼け崩れた街と人々の凄惨な表情が余計胸に刺さり、戦争の悲惨さを余計際立たせて伝えてくれたように思う。

 

今回、このドラマで初めて松本穂香という女優さんをちゃんと観たけど、さすがオーディションで主役を勝ち取っただけあって素晴らしかった。最初はほわほわして「こんな子どもが嫁で大丈夫か」と思わせておいて、しっかり周作といちゃいちゃするところ(羨ましすぎる)とか、序盤の北条家馴染めないストレスや周作への嫉妬でイライラしまくるところとか、ラストの戦争への怒りのシーンとか・・・笑。緩急ある演技で、戦時中でも強くたくましく生きた一人の女性をしっかり演じられてた。

 

でも今回彼女よりフォーカスしたいのは・・・すずを支える女子会メンバーであり、周作の幼馴染・刈谷幸子を演じた伊藤沙莉。この人は絶対日本アカデミーの舞台に上がる女優さんになる気がする!間合いとか息遣いとか、演技センスがとても良いんだろうと全私が絶賛。すっかりファンになってしまった。主役ではないんだけど、名バイプレイヤーになると思う。今後もいろんな作品で観たい!

 

そして忘れてはならないのが、周作の姉ですずの小姑・径子を演じた尾野真千子

もうさすがなんですよ。おっとりとしたすずに口調強めで接するんだけど、実はとても情に厚く優しい人。そんな役にぴったりの尾野真千子をキャスティングしたプロデューサーさんに拍手したい。愛する夫も娘も失くし心はボロボロなのに、傷心のすずを支え、家族を守りながら生きている女の強さに泣かされた。尾野さんじゃなかったら、あんな気迫感じない。圧巻でした。

 

そして、やはり何より周作役の松坂桃李が最高でした。

普段無口なのにすずに対しては積極的なところとか、帰ってきてすずが広島に行ったと知ると「会いたかったのに!」と拗ねてしまうところとか(結局会いたくてすぐに広島に追いかける)・・・。周作のキャラクターが私的にもタイプなので、それをまた私の大好きな松坂桃李が演じてるってだけでほんと得しかなく、いわゆる「推しが尊い」とはこういうことかと。

 

その他に上述した以外にも、広島のすずの家族とかすずの幼馴染・水原くんとか、周作の初恋の人・白木リンとか・・・素晴らしいシーンはたくさんあったのだけど、私としては

「毎週松坂桃李が見れるだけで本当にありがとうございました、胸いっぱいです」

という感じです。TBSありがとう!!

(結局そこ)

 

◆ゼロ 一攫千金ゲーム

全く観なかったーーー。

 

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やはり好きなドラマは登場人物ごと好きになる傾向があるな。

登場人物のキャラクターがいかに自分の中にスッと入ってくるか。共感とか反感も含めて、ドラマの世界に感情移入できるかどうかが、次回も観たいということにつながるんだよね。

せっかく虚構の世界なら、ワクワクしたいじゃない。

 

そして・・・来月からは栗秋ドラマ紅葉が始まりますな~。

私は下記が気になっております。

※詳細はリンクへ。

 

◆【月曜 後9:00】『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)

◆【火曜 後9:00】『僕らは奇跡でできている』(関西テレビ・フジテレビ系)

◆【水曜 後10:00】『獣になれない私たち』(日本テレビ系)

◆【木曜 後9:00】『リーガルV~元弁護士・小島遊翔子~』(テレビ朝日系)

◆【金曜 後10:00】『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)

◆【金曜 後11:15】『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)

◆【金曜 深0:12】『忘却のサチコ』(テレビ東京ほか)

 

やはりこの中だと『獣になれない私たち』(日本テレビ系)が一番観たいかな!

新垣結衣×松田龍平の二人も気になるし、あの野木亜希子先生の脚本。

しかも田中圭伊藤沙莉も出るって言うじゃないか。楽しみしかない。

 

 

あとは『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)も気になる。

久しぶりの織田裕二のカッコいいドラマが見られるかな~。

タッグを組むHey Say Jump!の中島くんも演技上手いので楽しみだ。

 

秋も色々楽しめるといいなぁ爆  笑

皆さんは何観ますかー??


 

 

以上!!!!

思いつくままに書き連ねたので、日本語おかしいところあったらすみません!

大変長くなりましたが最後までお読みいただいた方、ありがとうございました!!

 

mana