こんばんは。manaです。

見つけて読んでくださりありがとうございます。

 

先日のニュースや音楽サイトでの今回の星野源Continues Tourの記事を見るたび、ほんっとすごい影響力のあるライブに行けたんだなぁとしみじみ感じております。

さらに星野源への愛を再確認し、“惚れ直し”たということで、

もう少しだけ余韻に浸りたいので以前の記事も含めて、改めてライブ感想を書きます。

自分でも引くくらい長くなってしまったので、興味のある方だけお付き合いください(笑)

 

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正直に言うと・・・

私、よくよく考えると、「俳優・星野源」の側面ばかりを見ていた気がするんです。

ここ最近ドラマや映画などの露出が増えたこともあり、失礼ながらそういう人って多いと思うんです、実際。いやいやそんなことないよって人には、ほんとすみません。(土下寝)

だって実際に、どんなドラマにもCMにもぴったりはまるし、演技力は確かなもの。

見た目も清潔感あって、母性本能くすぐるようなベビーフェイス。

ものすっごいイケメンではないけど(超失礼)、整った顔で鼻筋とかスッとしてて横顔が綺麗だなぁといつも思います。首筋に色気を漂わせることができる人。

そんな、側面ばかりを好きで、「星野源」という器の中身をよく知らなかったかもしれません。

 

また、執筆とか俳優業とか音楽業とか、なんでこんなに毛色の違うジャンルを同時にこなせるんだろうって素直に疑問に思っていたんですが、今回のライブに行ってはっきり理解できました。

本当に良い意味で「人たらし」なんです。もう、中身も側面も愛さずにはいられない。周りが彼の才能をほっとかない。そう感じさせる「星野源」という器の大きさがよく表れているライブでした。

 

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まず、印象的だったのは歌謡曲先輩とJ-POP後輩がボイスドラマから始まるオープニング演出。

「もう自分たちは必要ないんじゃないか」そんな嘆きの中、軽快なマリンバの音色とともに星野源の登場。

初の生・星野源に大興奮しつつ、しかも祝・初見がとても見たかった“マリンバ叩いている姿”でもう私のボルテージは上がりまくりなわけです。

そして1曲目を終え、いつもの「どーもー星野源でーす」の挨拶から、

「今日は皆で一緒に踊ったり歌ったり・・・ぼーっとしたり自由に、皆さん本当に自由に過ごしてください」

という押し付けがましさの無さに、昔他のライブでモッシュに巻き込まれて靴が脱げたり、「振りが違う!」とか「え?座るの?」という言葉を投げつけられたことがある私には本当に優しく胸に響いたのでした・・・(笑)

誰にでもまずは寛容。初めて来た人も皆楽しめるように。ありがたし。

そのあとの“化物”も最高でした。これも生で聴きたかったからめっちゃうれしかった・・・・。

 

今回のライブツアーのテーマは「Continues」。

古参のファンの方や専門家さんが様々書かれている中おこがましいのは重々承知ですが、とにかく選曲には音楽とその未来への愛しかなかったと思います。

“Firecracker”のような、自身が敬愛する細野晴臣氏がさらに影響を受けている音楽を自分の中に落とし込み、自分なりの解釈を加えアウトプットすることによって、“恋”や“FamilySong”のような新しい音楽へと昇華させて私たちに届けてくれる。

「すべては続いていて、これからも止まらずに続いていく。」

そんな壮大なストーリーをたった3時間あまりで魅せちゃうんだから星野源ってすごいですよ。

 

その華やかなストーリーの中でも、自身のコアを築いた少し内気でクローズドな時期の曲、“穴を掘る”や“くせのうた”をまるで1対1で語りかけてくれるように歌ってくれちゃうから、もうみんな「ああそうだよね。誰しもこういう時代もあったよね、もやもやであいまいな部分があったっていいよね。うんうん。」と心を鷲掴みにされちゃうんですよね。

ありきたりですが、砂に水を垂らしたときにじわっとと浸みるような感じで、彼のやわらかい声が浸みて、「いいんだよ、そのままで」と許されたような気分になるのです。

神か!笑

 

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神といえば、私的に嬉しかったのは神とブッダの日常コメディーを描いたアニメ「聖★おにいさん」の主題歌“ギャグ”を歌ってくれたこと。いつも今を捲って~と、毎日駆け巡る忙しさに走り出したくなるようなメロディーに元気をもらっていました。嬉しかったー!

そして会場は、その前の曲”時よ”からアップテンポな曲が続き、もう気持ちいいくらいにぐっちゃぐちゃ。皆周りとぶつからない程度に、思い思いに手拍子したり踊ったりで本当に楽しそうだった。私も“ギャグ”聞きながら走りたくなるのを抑え、ぼっちなのも忘れてぴょんぴょん飛び跳ねて一緒に歌っていましたよ。ほんと自由最高。

しかも、追い打ちをかけるようにそこから“SUN”と“恋”と続くから、もう酸欠になるくらい皆テンションMAXに。何よりも源さん自身がめっちゃ楽しそうで、「やっぱりこの曲順いいだろー」って感じで笑顔で汗びっしょりかきながら、無邪気に観客と一緒になって楽しんでるのが伝わってきました。

 

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熱量も冷めぬまま名残惜しくもラストへ・・・って源さん自らアンコールの詳細説明。ニセ明さんの件はさすがに知っていた初参戦の私でも、これには笑ってしまった。「まだまだ終わらないんです~」って。喜びしかないよ!笑

お噂通り、生の“ニセ明さん”は自由で最高すぎて・・・。源さん、いやいやニセさん自身がこれまた楽しそうで。「子供の時から人を笑わすのが好きすぎて小学校時代はそれでウザがられた」って何かで言ってたような気がするんですが、本当に人が喜ぶ姿が大好きな人なんだなーと。人を喜ばせるにはまず自分が喜び・楽しむ。天性のエンターテイナーなんだなと思います。

 

一連のライブの流れの中、何回も彼が口にするのは「ありがとう」の言葉。

始まりから終わりまで私たちに「ありがとう」を何回言ってくれたんだろう。

それは決して「サンキュー!!フォーーー!」と自分に酔いしれるものではなく笑、本当に喉の奥からにじみ出ているようにぼそっと「ありがとう」って言うのがまた沁みる。

時折目に涙をにじませているように見えるんだけど、歌を音楽をしっかり届けようと冷静さを保って絶対泣かないのもかっこいい。こんな素敵な空間と幸せな時間を与えてくれて、こっちが心から「ありがとう」と言いたいです。

 

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バンドメンバーやダンサーをはじめ、スタッフにもねぎらいを忘れず、自分の立ち位置をよく理解し、誰に対しても何に対しても「真摯」な星野源という中身が今回のライブでよくわかりました。だから誰もが彼に真剣に向き合うし、一緒に仕事がしたいとか、何かを創りたいって思うのかも。今まで決して器用すぎたわけじゃないと思う。一生懸命悩み、周りとその苦労やもがきを分かち合いながら、今までを築いてきた人なんだと思う。だから、こちら側は一生懸命それを応援したいと思う。

本当に「人たらし」。素敵すぎて憎いぜ!笑


「Continues」というツアータイトル通り、これからも彼の壮大なストーリーは続くし、その壮大さを担い受け止める器の大きさももう源さんには備わっている。今回のライブに行けたことでそのストーリーの豆粒いやホコリ程度でもエキストラとして一員になれた気がして、えも言わぬ多幸感に包まれた夜でした。ぜひ今回のツアーが円盤化したら多くの人に観てもらい、この気持ちを共有したいと思います。

 

星野源さんを昔から知ってて好きだった古参ファンの方々は目の付け所がすごい!

私ももっと早くから知っていたらよかった!!!(笑)

 

あぁ、また次のツアーも楽しみだな。

行けるといいな。

 

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※写真は拾いました。すみません…

 

想いのまま書いていたら、びっくりするくらい長くなってしまい読みづらくてすみません・・・。

もし最後までお読みいただいた方いらっしゃったら、本当にありがとうございます。

 

では、また~

 

mana

 

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