※予約投稿です。完全ネタバレなのでご注意ください。
こんばんは。manaです。
見つけて読んでくださり、ありがとうございます。
2日前になりますが、『逃げ恥』最終回でした
当日ちょこっと取り急ぎという形で更新しましたが、
遅ればせながら今回は画像とともに率直に感じたことを書き連ねます。
結論から言いますと、私にとってはこの最終回は納得がいくものでした。
至上ナンバーワン!超絶ハッピー!では、正直ありませんし、
もっと大々的なハッピーエンドを望む方もいただろうと思います。
うーん、これでいいのか?出来すぎじゃないか?という方もいるかと思います。
でも、私は満足でき、幸せな気持ちになれたので、それを書き記そうと思います。
またまた長文なので、ご興味ある方だけどうぞお付き合いください。
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まず、平匡とみくりについて。
正直、今までの『逃げ恥』からするとムズキュン♡シーンが前半ほとんどなく、
特にみくりが「対価」や「存在価値」にこだわりすぎたゆえに、
みくりと平匡の関係がどんどん離れていくのではないかと、
ちょっとハラハラし、観ていて苦しくなったのは否めません。
平匡は再就職、みくりはその補填の為に副業を本格化させます。
(あれって平匡は今までより給与の低いB社に決めたってことでいいのよね?)
夫と妻が雇用関係ではなく「共同経営責任者」だということで
二人の生活は対等になっていきます。
上記の写真より。「星野源さん、字が綺麗。」
もう、大好き。笑
という私のつぶやきはさておき・・・
※追記※
これ星野源さんの筆跡じゃないんですか?( ゚д゚)笑
みくりはどんどん副業の比率が多くなり、
家事もおろそかになっていき、お互いに不満が出てくる様子がリアルでした・・・。
その中でも特に、お米を炊いてなかった平匡にひどい態度を取った後の、
みくりの自己嫌悪のシーン、私痛いほどよくわかりました。
私の話になりますが、
今の夫と付き合って6年、やっと同棲し始めて4ヶ月経った頃、
私も仕事と家事の両立でいっぱいいっぱいになり、
みくりのように自己嫌悪でふさぎ込んだ時期がありました。
それまでは、お互い別の家に住んでいて、
6年近く付き合ってても会うときはある程度「よそ行き」の自分だったのに、
いざ一緒に暮らして四六時中一緒にいると、どうしても「本性」が顔を出す。
それでも完璧を求めて一生懸命両立しようと思っても、うまくいかず、イライラしてしまう。
「本当は面倒くさがりで、自分がやった分相手にも求めてしまう。
そんな自分ががめつくて嫌い、それで周りを傷つけている自分が嫌い、
でも大好きな人に嫌われたらもっと辛い・・・・。」
そんな自己嫌悪してた自分を、どうしてもみくりと重ねてしまって、泣いてしまいました。
第三次経営責任者会議の時、役割分担について話し合いますが、
これ、うちとまんま同じでした。
私はみくりも平匡もごちゃまぜにした感じでしたが・・・。
平匡の言う、
「役割分担をすると相手のできていない部分が気になり、
逆に分担した分はやるのが当たり前になってしまい感謝が減る。」
これすごいわかる。だからうちは今でも夫と役割分担をしていません。
でも、全部家事をやるとなると、みくりみたく爆発します。
いや私も実際爆発しました、何回か。絶賛面倒くさい女モードを発揮してしまいます。笑
何回「論点ずれてきてるよ・・・そんなこと言ってないよ」って夫に突っ込まれたか。
(結果うちは夫がほとんど家にいられないので、分担を決めず基本私がやり、
私が億劫でできないときは、夫がやる。やれなくても怒らない。持ちつ持たれつ・・・って感じ。)
でも、とても良かったのは、お風呂場に閉じこもるみくりに話すシーン。
今まで閉ざしていた平匡の心のトビラを、何度も見捨てずにノックしてくれたみくりが、
逆に閉ざしてしまった心を平匡が「僕は開け方を知っている」と、
きちんと向き合い、今後も一緒に過ごしていこうと話すこの場面は、
平匡のコンプレックスを「私にとってはたいしたことない」と言ったみくりへの、
アンサーでもあるんだと思いますが、
内容はもちろん、優しい声がじんわり響いて、泣いてしまいました。
面倒を避けて避けて、極限まで避け続けたら、
ある日食べるのも面倒になって、息をするのも、面倒になって。
限りなく死に近づくんじゃないでしょうか。
はい?
生きていくのって、面倒くさいんです。
それは一人でも、二人でも同じで。それぞれ別の面倒くささがあって。
どっちにしても面倒くさいんだったら、一緒に居るのも手じゃないでしょうか。
話し合ったり、無理なときは時間をおいたり、
だましだましでもなんとかやっていけないでしょうか。
やってやれないことはないじゃないでしょうか。
みくりさんは自分のことを普通じゃないと言ったけど、
僕からしたら今更です。とっくに知ってました。たいしたことじゃありません。
世間の常識からすれば、僕たちは最初っから普通じゃなかった。
今更ですよ。
青空市、楽しみにしてます。おやすみなさい。
かなり面倒くさく、固くなってしまったみくりの心に、
とても大人で、誠実で、そして優しい言葉と声が観ている私にも沁みました。
(うちの夫と平匡は言っていることが少し似ているかもしれないという惚気は自重します。笑)
結婚してもしていなくても、結婚だけじゃなく、その他においても、
共に歩む覚悟ってこういうことじゃないかなって、私は思います。
改めて、夫はもちろん、私の周りに居てくれる人に感謝しなきゃなと思いました。
みくりも反省し、関係を立て直そうと思い直し、青空市の当日を迎えます。
チラシなど多少のトラブルはあったものの、それなりの賑わいを見せ、
忙しくも充実した顔を見せます。
平匡にまたやりたいか聞かれると
条件次第で…と答えつつも、青空市をやったことで発見があったと答えます。
派遣時代はあれこれ口を出しすぎて、ウザがられ結果派遣切りに遭い、
自分の小賢しさはみんなに嫌われてたけど、青空市ではそれを喜んでくれた。
小賢しいからこそできる仕事があるかもしれないと。
それを聞いた平匡は、
僕はみくりさんを下に見たことはないし、小賢しいって思ったことは一度もありません。
と、みくりがずっと囚われていた「小賢しい」という言葉を全否定します。
数秒間みくりは平匡を見つめ、その言葉を噛み締め、
自分をまるごと受け止めてくれるこの人と出会えたことを運命にすると決めたのか、
はっきりとはわかりませんが、平匡に抱きつきます。
そして、ありがとう。大好きと伝えます。
私は2枚目の、平匡が手のひらいっぱいで抱きしめるのが好きです。
日野さん、めっちゃ嬉しそう。笑
そして、沼田さんガチで呑んでて真っ赤です。笑