まずはキャストのご紹介から…


この物語の主人公 ハルーマ❤️
ハルーマは競走馬界のプリンス✨

子馬の頃から活躍し、

今が一番カッコいい青年期✨

キラキラ✨です


先日も日本ダービーを制し、

その時の優勝インタビューで

次の目標は?の質問に

『海外のレースに挑戦したい!』と

ハッキリと明言していました。

ここ数年は、容姿、発言共に

急に大人びて男らしくなり

私たちファンを驚かせました😍


また、かつてより歌唱力には

定評のあるハルーマ

満を持して、CDを初リリース💿

セカンドシングルも発売され

歌だけでなく、ダンスも超一流であることも証明されました💃


そしてもうひとつ、『せかうま』という

紀行番組のMCにも抜擢され、

お茶目で天然⁉️な面もお茶の間に披露し、新たなファン層も獲得しています


彼は一見、何でも出来てしまうように

見えるけど実は相当な努力家

それが、彼の一番のモットー

で有ることも忘れてはならない


ハルーマ曰く『マルチに活躍したい!』

がこのところの目標

益々目が離せませんね😊


そして、ハルーマの恋人シー👄


シーはハルーマよりひとつ年上の
黒髪ロング??しっかり者の美人さんです
歌がとても上手で歌手になりたい!
という夢を持っています🎤
今は競馬場の売店で働いています

お次は〜ハルーマの幼馴染であり
長年のファンでもあるナミー🐰

ナミーはハルーマより10こ年上
ハルーマが子馬の頃から近所に住み
家族ぐるみのお付き合いをしています
顔もスタイルも性格も10人並み
何処にでもいる
いわゆる普通のおばさんです🤭

ハルーマとシーの事も応援していて
二人の幸せを心から願っています
実は誰にもナイショですが
ハルーマに片想いをしています🫣
シーと一緒に売店で働いています


ある日、ハルーマが
売店に寄りシーに言いました
ハ「ちょっと折り入って話したい事があるんだ…仕事が終わったら、そこの公園で話せるかな?」
シ「わかったわ。レジをしめたらこれで終わりだからそこで待っていてくれる?」
ハ「りょ〜かい」
シーは楽しそうに鼻歌まじりで
仕事を済ませました
シ「おまたせ〜じゃあ行きましょうか」
ハ「うん」
そして、二人は仲良く近所の公園へ
向かいました
近くで話しを聞いていたナミーは
何故か胸騒ぎがして二人の後を
こっそり付いて行きました



シ「話しってなに?」
ハ「実はねシー、よ〜く聞いてね。ボク、旅に出ようと思うんだ!」
シ「えっ、旅に?だったら私も一緒に行きたい」
ハ「うん、それがね…ちょっと長くなりそうなんだよ…だからシーはボクを信じて待っていて欲しいんだ!」
シ「どういうこと?仕事は休むの?」
ハ「うん、社長にはもう話しをして許してもらったんだ」
シ「そうなの…長くなるってどれくらい」
ハ「それはまだわからない…旅に出る理由も今は話せないんだ…でも納得出来る答えが見つかったら必ず帰ってくる」
シ「何か不安だわ…連絡はとれるんでしょ」
ハ「それも暫くは出来ないと思う…でも、ボクを信じて欲しい」
シ「…………」
ハ「それでね、お願いがあるんだよボクが旅に出たらシーはきっと寂しくて不安な気持ちになると思う…でも、だからってボクがこれまでお世話になった社長さんや社長の奥さんやあと一緒に競馬界を盛り上げようと頑張ってきたスタッフや競走馬仲間を責めたり、八つ当たりするのは絶対にヤメて欲しい…これはボクが決めたこと!彼らを責めるのはお門違いだから…むしろ、ボクが旅に出ることで彼らには負担をかけると思うし、それを許してくれたことに感謝しているんだよ」
シ「うん…何か納得は出来ないけどハルーマがそこまで言うなら皆さんと仲良くします」
ハ「ありがとう!シー。ごめんね…わがまま言って…」
シ「うん…ハルーマを信じて待ちます」
ハ「シー、大好きだよ」❤️チュッ❤️

そして、その後少し離れて話しを聞いていたナミーの所にハルーマがパッカパッカと近づいていきました…


ハ「ナミーどうせ、いつものように全部話し聞いていたんでしょう」
ナ「ごめんなさい…二人の事が心配で」
ハ「いいよ、いつも応援してくれてありがとう!心配してくれてありがとう!ボクがいない間シーを支えてあげて欲しい!宜しくお願いします。それとお母さんの事も心配なんだ…ナミーとは家族ぐるみでお付き合いしてきたからお母さんの気持ちも良くわかるよね…力になってあげて欲しい!」
ナ「はい、私で良ければ…」
ハ「それでね、ナミーにはもう一つお願いがあるんだ…」
ナ「まだ、あるの…」
ハ「あのね…ボクはファンのみなさんにも何も告げずに旅に出るつもりなんだ…後の説明は社長に任せた」
ナ「どうして話して行かないの?」
ハ「う〜ん…理由は一つでは無いし、上手く話せる自信がないんだよ…それで、まぁこんなことは無いと思うんだけどファンのみなさんがボクを想ってくれるあまりに社長やスタッフやボクの仲間たちを責めるようなことがもしあったらそれは誤解だとみなさんに説明して欲しいんだ!」
ナ「でも、本当に社長さんとイザコザがあったわけでは無いの?」
ハ「ちがうよ!勿論、お世話になって16年になるけど意見が合わなくて揉めたことも何度もあるよ。でも、お互いの信頼関係は出来てると思ってる」
ナ「例えば、どんな時揉めたの?」
ハ「そうだな…例えば…去年天皇賞に出走したいって言ったとき、体力面を考えたら無理しない方がいいって止められたよ」
ナ「あの頃、ハルーマ超忙しかったもん      ね」
ハ「でも、ボクはどうしても走りたかったんだ」
ナ「あの時は…」
ハ「うん、優勝出来なかった…でもボクは一生懸命全力を尽くしたから後悔はしていないよ!けど後で思ったんだよ…ほら、ボクが子馬の頃からお世話してくれていた町本さんっていたろ…覚えてる?」
ナ「勿論、覚えているわ」
ハ「町本さんが体調を崩されて入院してお見舞いに行った時に言われたんだよ…ハルーマ焦るなよ!って…その事を思い出したんだ…天皇賞はボクがずっと目標にしてきたレースだからどうしても走りたい!という気持ちがまさってしまってね…でも冷静に考えたら来年でも良かったんだなって」
ナ「なるほど〜でも私もそうだけど、皆んな何故ハルーマがこの時期に旅に出るのか疑問だと思う」
ハ「そうだね…疑問なのは当然の事だと思う…しかし、これはボク自身が決めた事、デマや憶測に惑わされて誰かのせいにするとか誰かを責めるとかはしてほしくない…そうすることでこれまでボクが一生懸命ガンバって来たこと、大切に築いてきた関係が壊されてしまうんだよ…それなら疑問はボク自身にぶつけて欲しいいくらでも受け止めるよ」
ナ「わかったわ、でもそんな大役私に」
ハ「だってナミーは子馬の頃からずっとボクの事見守ってくれてるだろ…だからボクの事もお世話になっている周りの人達との関係も良くわかってくれていると思うから」
ナ「まぁ、それはわかってるつもりだけど私にそんな力はないわどうやって伝えたら…」
ハ「そうだな…アメブロなんかどう?」
ナ「アメブロ?読んだ事はあるけど書いた事はないわ」
ハ「アメブロなら誰でも書けるしたくさんの人に呼び掛ける事も出来るよ…ボクも昔…」
ナ「えっ、あれ本当にハルーマだったの」
ハ「まぁそんな事はどうでもいいよ」
ナ「………」
ハ「とにかく大変な事をお願いしちゃって悪いけどヨロシクお願いします」
ナ「いいえ〜ちょっとアメブロの練習してみるね」
ハ「ありがとう!これで安心して旅に出る事ができるよ…ナミーは信頼出来るからね」
ナ「えっ、信頼……ポッ🥹」

ナミーはハルーマに信頼していると言われとても嬉しかった…
それからちょうど1週間後ハルーマは
静かに旅に出た…

やはり、予想通り競走馬界のプリンスであるハルーマが突然旅に出た事で大騒ぎになってしまった…
競馬新聞にはある事ない事書かれて実際目を覆うような内容も多々あった…

ナミーは必死に
シーとお母さんの事を守った…

社長さんも戸惑いながらも
事情を説明してまわった…

幸いファンの皆さんは競馬新聞のデマに惑わされる事もなくハルーマを信じて帰りを待とうと一致団結した
勿論、デモや暴動も起きなかった

ナミー「この分だとアメブロを書く必要もなさそうだわ…ヨカッターファンの皆さんはハルーマのこれまでの生き方をみてきたからハルーマもそして周りの皆さんも信頼する事が出来るんだわ」

シーもはじめは競馬新聞の記者に追いかけられたりハルーマに会えない寂しさや不安から毎日泣いてばかりだったけれどナミーが隣りで一発ギャグを言って笑わせたり時には一緒に泣いたりしてシーを励ました

そして、今もハルーマのレースや「せかうま」のVTRをみたり、CDを聴いたりしながらハルーマの帰りを待っています…🍀

おしまい…

この物語はフィクションです
登場する人物、馬、団体等は全て架空であり実在のものとは一切関係ありません

あとがき
ここからは現実の話しをします
春馬くんのことで色々な考えや疑問があるのは当然だと思います

私自身もはじめはあまりの衝撃の大きさに戸惑い現実に起こった事を信じる事も受け止める事も出来ずにおかしい、おかしいとばかり思っていました…

出処の不確かなデマや憶測に惑わされ陰謀論者になってしまっていた時期もあったと思います
今、考えると春馬くんに申し訳ない気持ちでいっぱいです…🥲

でもそれは春馬くんが遺したものでもないし、SNS上に渦巻いた全て妄想に過ぎない

起こってしまったことだけをみると周りに原因があるように思ってしまうのもわかります

でも、本当のことは誰にもわからないし、いくら春馬くんの身近な人を責めてもその人達だって私達と同じように本当のことがわからずに苦しんでいるんだと思うんです

であれば、悲しくても、苦しくても辛くても現実を受け止め、これまで自分の目で見てきた春馬くんを信じよう、大切にしようと思うんです😢

春馬くんは生き生きと楽しそうに
ニコニコしてキラキラして
目標に向かっていつも努力していました

そんな春馬くんを周りの人たちも
信頼して、愛し、そして期待もしていたと思います

そこは嘘じゃない…
そこは間違いじゃないんです…
だったら何故?って思うけど…
それはこれからも
ずっとずっと思うけど…😢

春馬くんが大切にしてきた人
春馬くんが大切にしてきた場所
春馬くんが大切にしてきたもの

すべてを傷つけたり
けがしたりすることは
やっぱりダメだと思う…

春馬くんが
1番悲しむことだと思います…