背骨のS字カーブ | きむらまなみのブログ

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人の背骨はS字のカーブを描いています。
これは地面からの衝撃を分散するためと言われています。




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背骨のある生き物は人間だけではありません。脊椎動物と呼ばれる生き物はみんな、背骨をもっています。
でも形はそれぞれ違うのです。


例えば、
魚類はまっすぐ。(魚の骨を思い出してください)
両生類は胸椎が後ろに湾曲しています。

爬虫類は頚椎が前方に湾曲

哺乳類になると腰椎が前方に湾曲して脊柱はs字のカーブを描いています。

だんだんカーブが増える度に進化しています。

ところが人間も、生まれた時からS字カーブをもっているわけではありません。
生まれたばかりの赤ちゃんは脊柱全体が後ろにカーブしています。

ハイハイする頃にら頚椎のあたりが前にカーブし、座れるようになると腰部が前にカーブします。

ようやく立ちあがるようになるとS字のカーブを手に入れるわけです。

成長とともにカーブを手に入れていたんですね。面白い!!

レッスンではいろんな姿勢の方がいらっしゃいます。腰痛や肩こりで悩む方はほとんどが背中が丸く、首が前に出ています。
これは腹筋や背筋の力が弱っているため。

子供かえり、ならぬ、先祖がえりにならないよう、体幹を鍛えて素敵なS字のカーブを保持しましょう!

参照「解剖生理学」



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