息子を
塾の前で拾い
帰りに
家の近くの
スーパーへ。
ぐるっと
一回りして
お酒売り場の前に
置かれた
雑貨の
見切り品の
平台のところで
足を止めました。
その直後
“パシッ”
という音とともに
足に
冷たい感覚。
振り向くと
『すみません

』


』と平謝りの店員さんと
床に飛び散った多量の泡。
商品整理をしていた
店員さんが
ビールの缶を落とし
破裂していたのでした。
かかったのも
ほんのちょっとだったから
「大丈夫ですよ~」
とこたえて
隣を見たら
息子が固まっていました。
よく見ると…
スラックスがびっしょり

見事に
ビールを
浴びていたのでした
息子の
人生初のビール
は
足で飲んだわけだぁ
しかも
“浴びるほど”ね
…なんて
言っている場合じゃない

塾の指定で
特別講座は
制服での受講だったのよ
明日は
学校に
はいていかなければならない
スラックス。
乾くかなぁ…
