
ちょうど、上がろうと、事務室に居たら、大佐から電話入って、泣きながら、『野球、行けない』と。
『わかった、家にいな』と言って、電話切りました。
家に帰ってから、大佐と話し合いました。
『行けないなら、辞めたら?』と、ワタシは言ったんですが、
『辞めない、やりたい』って言うんです。
『今日行けなかったのに、今度はいつ、行けるの?』
『来週は絶対に行く』と。
『毎週、毎週、当日の4時前後にお母さんのところに、“行けない”って泣きながら、電話されても、困る。お母さん、仕事中なんだよ。』
『大丈夫、行ける』
厳しいこと言いました。
でも、涙こらえながら、『行ける、辞めない』を繰り返す、大佐を信じることにしました。
二人で、そう話し合った後、野球スクールの先生から、電話をもらいました。
『提案なんですけど、慣れるまで、低学年のチームで練習して、高学年のチームを見学しながら、少しずつ慣れてくっていうのはどうですか?』ってお話をいただきました。
直接、大佐と話してもらって、大佐に決めさせました。
しばらくは、先生が提案してくれたように、やってみると。
これで、出来なかったら、今度はワタシの手で、ユニフォーム、脱がせます。
ホント、へなちょこ

でも、もう一度、大佐の涙、決意、信じてあげようと思います。