長男
「ただいまー。」
と帰ってくるなり
表情が曇っている。
声のトーンが低い。
私
「何かあった?」
長男
「……。
今日〇〇君と遊んでくる。」
私
「そっか、天気良いからぱーっと公園で遊んどいで!!」
と
長男と私が外に出ると
長男と同い年の友達君たちが
ちょうど家の道路に出て行て
1人の友達君が私と目が合うと
「あ、長男のお母さんだ。
ねー聞いて?
長男今日俺に向かって石投げて来たんだよ?」
って。
私
「え⁉️
どこに当たった⁉️
怪我なかった⁉️
何があったか
聞かせてもらえる??」
するとワーっと全員喋り出す小学生たち。
まとめると
学校の帰り道
A君、B君、C君、D君、長男、Eちゃん
の6人程で帰ってきた時
A君がEちゃんのことを
「Eちゃんってバカだよなー。
なぁ長男⁈」
長男
「うん、バカだよねー。」←
と言ってしまい。
それを聞いてしまったEちゃんは
泣き出してしまい、
長男は謝ったものの、
Eちゃんは泣きながら家に帰って行ったと。
そのことを
帰り道の途中、
きっと
正義感で
何度も長男に注意してくれてたB君。
長男は追い詰められて次第に泣き出し、
「嫌だから辞めて!もう言わないで!」
と言っても
B君は、長男にもっと反省して欲しいと思ったのかもしれない。
しかし長男は
そんなB君のことを拒否したくなり
石を投げたと
幸い、投げた先はランドセルだったようだけど、一歩間違えたら頭に当たりかねない危険な行動。
長男の言い分
①どうして
「バカだよね」
なんて言ったの?
→長男
A君が言って、本当は「Eちゃんはバカじゃない!」って言ってEちゃんを守ろうとした。
でも、
A君が、「長男も言わないと殴るぞ」
って言われて、
つい言ってしまった。と。
本当はそんなこと思ってないし、言ってしまったことをすごく悪いと思っている。
→私
A君はそう言ってたのかもしれないけど
結果的に
長男も言ったことに変わりはない。
それは2人とも、立派な言葉の暴力だよね。
謝って許してもらっても、Eちゃんにとって、
それで終わりなんてことは無い。
Eちゃんは傷ついたし、悲しかったし
言われた方はずっとその言葉が心に残って、
その子を苦しめることだって
あるんだよ?
②
どうしてB君に石を投げたの?
→長男
しつこく言われて嫌だった。
「嫌だから辞めてって気持ち伝えても
辞めてくれなくて、
石投げちゃったんだ。」
→私
嫌だと伝えられたのは良いことだよ。
でも、
気持ちを抑えられずに
石投げるって、どう?
→悪いこと。
どうして悪いんだろう?
当たったら怪我する…痛い。悲しい気持ちになる。
←怒りのコントロールがまだまだ課題です。。。
ひとまず
みんなと、長男から話を聞き、
C君、D君は
私がきっとすごい怖い顔で長男と話してたから、
「そんな時もあるよな❗️
長男も可哀想なとこあるよな❗️」って
長男の気持ちに寄り添い話を聞いてくれて、
本当にありがたかった
すぐに
Eちゃん、B君のママにLINEし、
謝罪と
聞いた事実、
家に帰ってからの状況を確認。
B君のママはすごく寛大で
「うちの子がきっと何か言ったんじゃない?こっちこそゴメンね!秒で遊びに行ったから大丈夫だと思う!」
と言ってくれて
長男も
その言葉で救われたようで
「B君のお母さん優しい。ごめんね、ありがとうって伝えてね。」
と。
Eちゃんのママは仕事だったらしく、
「連絡ありがとうございます!
帰ったら、本人に話聞いてみますね!」
と。
緊張しながら返信を待ち、
しばらく経って連絡があると…
「今、本人と話をしました。
長男君が投げた石が
E(ちゃん)の足に当たって痛かったと
泣いていたようです。
わざとじゃないにしても
石を投げる行為は危険なので
念の為ご報告でした。」
え
血の気が引く。
長男、Eちゃんにも
石を投げてたの????